シルクロード日誌

日本シルクロード文化センターのブログページです。シルクロードに関する情報、コメント、旅日記などを綴ります。
10月13日のシルクロード講座へお越しを

 私たち日本シルクロード文化センター主催の「第97回シルクロード講座」=10月13日(土曜日)午後1時〜4時まで=は、河創国(ハ・チャングク)先生による「朝鮮民族の歴史と文化――高句麗壁画古墳を中心に――」とするテーマで行ないます。

 

次に先生から寄せられた略歴をご紹介します。

 

河創国(ハ・チャングク)

△略歴

1965年 大阪生まれ

1990年 朝鮮大学校歴史地理学部(当時)卒業

1995年〜2017年 朝鮮大学校歴史地理学部、文学歴史学部助手、准教授

現在 朝鮮大学校文学歴史学部副学部長

専攻 朝鮮古代史、高句麗対外関係史

※2008年 朝鮮民主主義人民共和国歴史学碩士学位取得

※1998年〜2005年、朝鮮民主主義人民共和国社会科学院考古学研究所との共同研究事業として朝鮮古代住居址、高句麗石室封土墳、楽浪古墳などの発掘に参加。今年も平壌に滞在し、高句麗古墳や古代墳墓の調査発掘に参加。

 

 河創国(ハ・チャングク)先生は、シルクロード講座への抱負を、「朝鮮民族の歴史を、歴代国家の名前の由来や建国者、代表的な文化遺産を紹介しながら概説します。つづいて朝鮮三国時代にさかえた「高句麗」がのこした、古墳壁画(ユネスコ世界遺産)の見所について、写真をみながら解説します。また、古代の朝鮮と日本の交流史を、日本にのこる遺跡などを通じ、ザックリとではありますが、ふれてみたいと思います」と述べています。

 

 私自身は、今年前半期に行われた南北首脳会議と米朝首脳会議で北東アジアが核戦争の危機から、一転して平和と友好の地域へと変わる可能性が出てきたことと関連して、小平市の「朝鮮大学校」で開催されたシンポジウムに参加した折、同大学の国際交流分野の責任者を務めておられた河創国(ハ・チャングク)にお会いしてシルクロード講座への出席を依頼しました。

 

 当日は、私たちがまだあまり熟知していない古代朝鮮の歴史を学ぶ絶好の機会にあると思います。

 ぜひ、ご出席されるようおねがいいたします。

 

 私たちは今までマスコミを通じて様々な北朝鮮の情報を得てきました。

その中には正しい情報もあったでしょうし、意識的な悪意を含んだ内容もあったと思います。

どちらが正しいことなのかも後半部分の質問の時間に遠慮なく質問をしてください。

 4時以降には狛江駅近く居酒屋で懇親会もあります。

 

 歴史に「もし」はありませんが、もし、朝鮮半島に真の平和と南北の融和が訪れた暁には、わたしたちはまだ未知の世界である、朝鮮半島北部の歴史と交流の世界をまなぶことができます。

 “その様な場合にはぜひ、北朝鮮を訪ねてみたい”という会員もおります。

 その様な場合には私もぜひ、北朝鮮を訪ねたいと思います。

 その様なときには、ぜひ、ツアーを組んでみんなで行くことを計画しましょう。

 

 2018年9月29日

 日本シルクロード文化センター代表・野口信彦

| シルクロード講座のお知らせ | 09:58 | comments(0) | - |
明日はシルクロード講座の日です

 明日のシルクロード講座のテーマは、「中国雲南省古茶樹彷徨」。

 講師は、鈴木朋博さん。

 「中国茶の高級評茶師」という肩書が添えられています。

 

 その鈴木さんは1年前から吉祥寺で秘境の中国茶を飲める店「青蛾茶房」を運営しているそうです。

 以前から中国の雲南省や隣の国ラオス、ベトナム、ミャンマーなど現地の人も入らないような山奥に分け入って、茶の原生種を探す調査を行ってきているとのこと。

 

 鈴木さんは「要旨」を次のようにコメントしています。

 「限られた人しか知らなかった古茶樹の魅力と現状をお話しします。実際、現地に赴き入手した日本では信じられない巨木で採取したお茶をお淹れします」

 

 

 ※わたしは7年前の2011年1月、雲南省とラオスの茶葉古道(ある講師は「茶馬(ちゃま)古道」だという方もいます)を訪ねたことがあります。

 きょう、ご紹介する写真はその時のものです。イメージ写真です。

 鈴木朋博さんのおはなしとは直接、関係がありませんのでご了承ください。

 

プーアル茶の棚田です

国境付近のハニ族の集落

同じくハニ族集落

 屋根の上のしるしは、神である水牛の魔除け

国立のプーアル茶効率研究所で試飲。彼ははっきりと言いました。

「中国茶は痩せるというのは、まったくの迷信です。痩せることはありません」と。

手織りのデモンストレーションをやってもらったら、照れていました。

はじめは1000年と言っていましたが、最終的には800年に落ち着いた古樹

左は緑茶、その右は熟茶

兵庫県の山仲間と一緒でした

中国とラオスの国境の標識

ラオスのガイドちゃん。日本語も中国語もできなかった

上部座仏教ですね

国境近くのラオス側の集落の住民たち

 

 

 

 

 

 

| シルクロード講座のお知らせ | 10:54 | comments(0) | - |
年1回定例シルクロード・講座。今年のツアーはイランです

 急用=友の病気で、急きょ出かけてからウイグル問題のブログを中断しています。

 実は3月24日(土)に「現代シルクロード研究会」があります。そこで詳しくレポートする予定ですので、そのあとにご報告することにします。

 

  さて、3月のシルクロード講座は、5月に計画しているイランへのシルクロードツアーのご紹介を兼ねてお送りします。

 第91回シルクロード講座 2017年3月10日(土)13:00〜16:00

 

 テーマは、 「ペルシャの歴史と今」
 講師:野口信彦
 場所:狛江 みんなの広場(狛江市東和泉2-20-12 えのき2番館1階)
   和泉多摩川駅徒歩5分
   地図 http://silkroad-j.lomo.jp/kouza/hiroba.jpg
 参加費:1,000 円
 ふるってご参加下さい。

 

 この講座でツアーの内容とイランの紹介を詳しくお話しします。

 

 ツアーの参加費は、増えれば増えるほど安くなります。

 5〜6名で、418,000円、

 7〜8名で、388,000円  

 飛行機などの手配は旅行会社に依頼しますが、基本的に仲間同士の旅です。楽しく有意義な旅にしたいと思います。

 10日の講座に出席できなくても、参加の問い合わせはぜひ、代表の私・野口までお寄せください

 

アレクサンドル大王がペルシア征服のために、山を削って侵入したというところ

ペルシア帝国の儀式用都市「ペルセポリス」

ペルセポリスの全景

観光地に来た女子大生。鼻の先を白く塗っているのは、

「鼻が高くなるか」らと言っていました

「世界の富の半分がある」といわれたイスファハン

「イスファハン」近くの橋で遊ぶ少年たち

| シルクロード講座のお知らせ | 02:45 | comments(0) | - |
敦煌から河西回廊を経て青海と長安へ

日本シルクロード文化センター会員の皆様
シルクロード講座、ツアーなどの行事に
参加されたことのあるみなさま



だいぶ空が梅雨空めいてきましたが、お元気のことと思います。

7月催行予定だった日本シルクロード文化センター主催の「シルクロードの真髄を極める旅」は現地の事情で中止せざるを得なくなりました。

新たな計画は、「敦煌&河西回廊から青海湖そして長安の都の兵馬俑へ」で締めくくります。

そのコースを豊富な写真と解説でお話します。

 

なお、ツアーの日程は、8月5日出発、11日間です。ツアー参加ご希望の方は、野口までお問い合わせください。

第84回シルクロード講座のお誘い

2017年6月10日(土)13:00〜16:00

「シルクロードの真髄を極める旅〜〜敦煌から河西回廊を経て青海と長安へ〜」
講師:野口信彦(日本シルクロード文化センター代表)
場所:「みんなの広場」(狛江市東和泉2-20-12 えのき2番館1階)
参加費:1,000 円

 

| シルクロード講座のお知らせ | 09:05 | comments(0) | - |
「トゥバ音楽演奏と南シベリアレポート」

明日11日は第81回シルクロード講座の日です。

 

出演はトゥバ音楽の第一人者である寺田亮平さんです。

わが日本シルクロード文化センターの会員でもあります。

 

寺田さんは、毎年、3カ月ほどシベリアのトゥバに行って第一線の演奏者たちから学ぶとともに、中央アジア各地の音楽家たちとジョイント・コンサートを開くなど、活発な音楽活動を行っています。

 

私たちは普段、あまりシベリア地方の音楽に触れることがありません。

この際、初春の午後をトゥバ音楽に浸ってみませんか。

 

もう一つ話題提供。

 

トゥバなどモンゴル高原の北のシベリア南部は、かつてのモンゴルやウイグルなどの古代遊牧民族発祥の地なんです。

 

いまでこそ、モンゴルとロシアでは国境線が引かれていますが、かつてはそんなものはありませんでした。国境などというものは人類社会が近代国家をめざした頃以降の産物です。ましてや遊牧騎馬民には「国境」など、縁もゆかりもありませんでした。

 

ウイグルより以前、紀元前5〜4世紀やさらにさかのぼった匈奴やスキタイなどもこのあたりの発祥だと私は思っていますが、さてどうでしょう?

 

問合せする必要もありませんが、念のため。

 

<参加費> 1,000 円(望年会参加は+500 円、飲み物別)

<場所>「 みんなの広場」 小田急線和泉多摩川駅徒歩5分

   狛江市東和泉2-20-12-103 えのき2 番館

<問合せ・申込み>Tel & Fax : 03-3480-4478(野口)

             携帯:080-5483-6740

E-mail : silkroad-j@ef.lomo.jp

     

   日本シルクロード文化センター

   〒 201-0003 狛江市和泉本町3-34-2 野口方

   ホームページ  http://silkroad-j.lomo.jp/

 

トゥバのちょっとだけ歴史

エニセイ川源流域は、古くから匈奴鮮卑柔然突厥回鶻(古代ウイグル)、黠戛斯(しいて言えば、クルグズ)、モンゴル帝国など多数の国家が興亡した地でした。

 

テュルク語系諸族のほかモンゴル語系諸族、サモエード語系諸族、ケット語系諸族などが雑居していました。伝統的にシャーマニズム信仰が浸透していましたが、18世紀ごろよりモンゴルを経由してチベット仏教(ラマ教)が伝来し、これに伴い他のテュルク系と比較して、モンゴル系と同化する傾向が強くなりました。19世紀末には露清間の係争地となり、1914ロシア帝国の保護領となりました。

かつて、栗沢明監督の映画『デルス・ウザーラ』でデルス役を演じ、多くの視聴者に深い感銘を与えたマクシム・M・ムンズク(1912〜99)もトゥバ人でした。

 

まだ、あります。

 

来月4月8日(土)の第82回シルクロード講座でお話しする人が決まりました。以前、「シルクロードのつどい」で口琴を演奏してくれた直川礼央さんの奥さん、直川ナヂェージダさんが講師を引き受けて下さいました。

 

昨年、開いた「現代シルクロード研究会」にお1人で参加して下さっていました。そこで私は、「いつか、私たちのシルクロード講座でお話してくださいね」と、お願いしてあったのです。

テーマは「世界で一番寒いところの人々の暮らし」  直川ナヂェージダ さん

どんなお話になるか楽しみです。

彼女は、ロシア連邦サハ共和国の出身で「サハ」という民族の人。

ヤクート大学大学院外国語学部比較言語学科卒業で、すでに日本在住が22年になります。

母語はサハ語とロシア語。趣味は、クロスワードだそうです。

どうぞ、ご期待ください。

| シルクロード講座のお知らせ | 09:03 | comments(0) | - |
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