シルクロード日誌

日本シルクロード文化センターのブログページです。シルクロードに関する情報、コメント、旅日記などを綴ります。
<< キルギスの政変に思う | main | 地球人類史―14 >>
1年すぎたシルクロード講座&サロン

 桜の樹にも葉が見え始めた日でしたが、うららかな一日、第11回シルクロード講座&サロンをひらきました。

 昨年09年4月、それまでの4年間、隔週に開いてきた、旧「シルクロード講座」をみんなと相談して「シルクロード講座&サロン」として、現在のスタイルにリニューアルして再スタートしました。

結果的にこれが好評で私たちの輪が大きく広がりました。

 

 ちょうど昨年4月から、まるまる1年が過ぎました。

毎年、8月は暑いのでお休み。11月はもう定例となったアルズグリ先生の講演会(今年も11月14日の日曜日に開く予定です)と、シルクロード講座&サロンとしては1年に10回開いてきました。

 

 そしてきのうの講座は「シルクロード雑学大学代表」の長澤法隆さんによる「シルクロードの日本人捕虜を追う旅」。

 サロンは、吉澤由美子さんという若い女性による「キルギスで石鹸をつくって」でした。

 

 長澤さんのお話では、これまでシベリアやカザフスタンなどの日本人捕虜のことはだいぶ明らかにされてきているのにくらべて、キルギスや他の場所の日本人捕虜のことはなかなか明らかにされてきませんでした。

そういう意味で、シルクロードの旅をしながら、このことを課題として追っていきたいということでのお話でした。

 

私自身は当初、これまで開いてきた講座のテーマの多くが、シルクロードの歴史モノが多かったのに比べて、現代的な課題としての今回のテーマということで、一抹の危惧がありました。

しかし、私自身がお話をうかがって、これは私にも課せられている課題なのだと、わが身の不明を恥じたほどでした。

 

後半の吉澤さんのお話では、海外青年協力隊の一員として、キルギスに派遣されて、「村おこし」を課題としてやることになって、模索の末の「石鹸づくり」のお話でした。

 

苦労したことといえば、それまでのキルギスの生活習慣であった、「夫が妻を外に出したがらない」、「家庭での家事や農作業などの仕事が山ほどあり」、おまけに「なかなか時間を守らない」「約束したことを守らない」「清潔にすることをしない」などで苦労したとお話していました。

 

また石鹸は手作りのために量産ができないために、せっかくの好評であっても、品切れになることが多いなどを話されました。

しかし私自身の感想は、はじめキルギス語もできなかった若い女性が、言葉と習慣の違いに苦労しながらも、年上の奥さんたちをまとめて石鹸作りを実現するまでには、多くの困難や失敗があっただろうと思いました。

 

彼女の、あるいは今、世界の各地で頑張っている多くの青年たちの苦労と活動は、将来にわたって必ず報われるものと確信しました。

すでに現に吉澤さんたちの活動は、キルギスと日本の友好の立派な懸け橋となっているのですから・・・・・・

 

きのうの集いは「朝日新聞むさしの版」に掲載されたこともあって、まったく新しい方の参加がありました。駅までのお迎えと会場までのご案内で何度も往復しました。嬉しい苦労でした。

講師のお2人を含めて39名。受付を通ることを忘れた方も1〜2名おられたようですので、40名の方々のご参加がありました。

 

その中でも、近くに住む若い女性の参加があって、懇親会で入会され、事務局活動もお手伝いして下さることになりました。百万の援軍です。

 

次回は5月8日(土曜日)です。

講師は胡口靖夫さん。ウズベキスタン国立外国語大学教授で我が会の会員でもあります。今度はウズベキスタンのサマルカンド生まれの胡口バルノさんとう奥さんとお揃いでのシルクロード講座&サロンです。

ご期待下さい。

 

今日の日曜日は山梨・塩山まで出かけて浩然の気を養ってきます。

| 日本シルクロード文化センターの活動 | 04:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://blog.silkroad-j.lomo.jp/trackback/1320985
トラックバック
CALENDAR
S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< December 2017 >>
LINKS
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
モバイル
qrcode
PROFILE