シルクロード日誌

日本シルクロード文化センターのブログページです。シルクロードに関する情報、コメント、旅日記などを綴ります。
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シルクロード講座&サロンご報告
  6月12日、日本シルクロード文化センターの第13回シルクロード講座&サロンが開かれました。

この日は、副代表の母親のご不幸、小惑星探査機「はやぶさ」帰還に関しての仕事がある事務局長の出勤、いつもの常連組の多くが、なんらかの用事で参加できないとの連絡が続々と入っていましたので、昨年4月にリニューアルしたサロンがはじまって以来の20人という参加でした。

 

しかし私は、参加者が多いということは嬉しいのですが、まず第一義的には、よりよい内容、より質の高い講演を追究することが大切だと思っておりますので、あまり気にしていません。

 

が、講演をお願いしたパミール中央アジア研究会の二宮洋太郎会長には、少々、申し訳ないことと思いました。私の場合ですと、聴講者が千人でも1人でも準備は同じことですから、参加が少なくとも全然気になりません。

 

二宮さんの講演は、題して「パミールと日本人」。

明治の外交官・西徳次郎が1880年、明治14年にパミールのアライ山脈越えをした探検行。

そして明治の仏教者・大谷光瑞による第一次探検隊が、これもパミールのテレクダウンからミンタカ峠を抜けて展開した探検隊。

 

戦後になってからの1969年、RCC供並萋鷦.蹈奪クライミングクラブ)パミール登山隊がレーニン峰を登頂した登山行。

同じく1974年の新潟大学山の会と大阪外国語大学山岳会によるパミール登山隊によるレーニン峰登山隊、さらに、1992年パミール高原探査隊と科学アカデミー山脈横断、タジク・パミール一周の「自由探査一号」などがありました。

 

2001年には「ゲリラとマスコミ」と題して、テレビ朝日取材班の東パミール取材、02年のNHKパミール取材班による、パミールの奥の院ともいわれるワハン回廊取材陣があります。

次第に個人山行の傾向が増えてきて、平位 剛によるワハン回廊パイオニアのワハン全域縦断行。

わたしたちの友人である井手マヤ・本多海太郎による、夏・冬ゾンクル湖とマルコポーロ・シープの谷などへの山行などの経緯と概要の説明がありました。

 

司会をつとめながら次のサロンでの報告の準備もしたい私は、それも忘れてパミールの魅惑の世界に引きずり込まれてお話に聞き入ってしまいました。

 

二宮さんがご紹介されたお話のうちで、私が強烈な印象に残ったある詩人の言葉がありました。

 

「ちょうちょが一匹、韃靼海峡を渡っていった」でした。ご説明はいずれ・・・・

 

後半のサロンは私の、「写真で贈るシリア&ヨルダンの旅」でした。

110枚ほどの写真を準備したのですが、机に座る時間がない状態の多忙な毎日の中から、朝はこのブログを書き、シリアの写真とその説明を書くのは至難の業でしたが、不十分ながらそろえることができました。一気にやると2〜3日でできるものです。

 

来月7月10日のシルクロード講座&サロンは、先程の項目でご紹介した、1974年の新潟大学山の会と大阪外国語大学山岳会によるパミール・レーニン峰登山隊がありましたが、大阪外国語大学山岳会のメンバーとして遠征した田村俊介さんによる「中央アジアのロシア人探検家群像〜プルジェワルスキー、ロボロフスキー、コズロフ」の講演です。ご期待下さい。

 

7月の後半のサロンは、6月と同じく私による「写真で贈るチベットの大自然」です。この写真はすでに5月7日に横浜で講演会の際に使用していますので、準備に多大な時間をかけなくても済みそうです。しかも、カイラス巡礼の旅であったチベット高原西部へのランドクルーザーによるトレッキングと青蔵(青海〜チベット)高原鉄道の写真との二つのお話です。

 

たまたま、わたしの所属する山の会で、7月中旬からカイラスに向けたトレッキングがあるので、20日夜には彼らのために同じ写真と資料を使ってお話をする予定になっています。

 

シルクロードって、深いものですね。

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