シルクロード日誌

日本シルクロード文化センターのブログページです。シルクロードに関する情報、コメント、旅日記などを綴ります。
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加藤九祚先生迎えて今年初のシルクロード講座

今年初となる第18回シルクロード講座が、8日(土)、狛江の「みんなの広場」で開かれました。今回の講座は加藤九祚先生を迎えて、「ウズベキスタン・カラテパ発掘12年、北バクトリア発掘20年の歳月を語る」という題で、加藤先生が長年携わっているカラテパ遺跡の発掘の現状を話していただきました。


加藤先生

はじめに、これまでの発掘によって明らかになったカラテパ遺跡の見取り図を詳しく説明していただいてから、最近撮影されたばかりのDVDを先生の解説付きで見ました。最初の図面ではイメージ出来なかった遺跡の立体的な様子がとても良く分かりました。


カラテパ遺跡

砂の中から掘り出された日干しレンガの表面に、まだうっすらと美しい色が残っている様や、柱頭の飾りや柱の基部の模様、修行僧の宿望に残るレンガ積みのベッドなど、千数百年の時を経て、なお生活感を残す遺跡にびっくり。加藤先生が、一つだけ原形をとどめるベッドに横になって見せ、このベッドに横たわるためだけでも遺跡を見にいらっしゃいとのことばに、ついそんな気になりそうでした。


すぐ近くに日本の寄託金でユネスコが保存工事が終了しているファヤズ・テパ遺跡の画像も見せてもらたが、まだ発掘中のカラテパ遺跡の方が、リアルに歴史を感じられるような気がしました。


先生作詞の「カラテパ発掘の歌」を遺跡の中で歌われたシーンに、先生のこの遺跡発掘への思いが凝縮されていました。

既に米寿を迎えられた先生は、これから何冊か本を出される予定という。その若々しさに大いに刺激されました。


サロンは新年交流会で、テーブル毎にさまざまな話題が飛び交い、引き続いて狛江「鮮ノ庄」での懇親会も大盛り上がりでした。


今年前半のシルクロード講座&サロンの予定はこちら

参考書籍:アイハヌム〈2007〉加藤九祚一人雑誌

<報告:周東>

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