シルクロード日誌

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トゥバの音楽は懐かしい感じがします
12月10日(土)、第27回シルクロード講座「トゥバ共和国の伝統音楽と文化〜ホーメイ・コンサートと現在のトゥバについての報告〜」が開かれました。
これまでは、講座とサロンの2本立てでしたが、講師の話をじっくり聞き質問もしたい、参加者の交流もしたいということで、講師はお一人にしました。
演奏1
今回の講師は、トゥバ音楽演奏家の寺田亮平さん。
トゥバの音楽に魅せられ、国内のワークショップなどで技術を習得してきましたが、とうとう昨年から夏の3ヶ月現地に滞在し、一流の奏者に教えを請うという生活に入りました。そのため勤めていた会社を辞め、アルバイトで稼いだお金でトゥバに行き、国内では演奏活動や指導などもしています。

ところで、トゥバ共和国ってどこに有る国かご存知ですか?
アジアの中央部、シベリア南部、モンゴル国と境を接する共和国で、ロシア連邦に属しています。首都はクズル。人口約30万人。面積は北海道2つ分ほど。住民の約7割がトゥバ人。公用語はトゥバ語とロシア語。トゥバ語はチュルク語系の言語です。宗教はシャマニズムとチベット仏教が盛ん。主な産業は畜産、毛皮獣捕獲、鉱工業。元々は遊牧民ですが、現在では街に定住しているトゥバ人が多いそうです。

遊牧している家畜の種類は、羊、トナカイ、ラクダ、ヤク、ハイナック(ヤクと牛の交雑種)。いかにも、針葉樹林地帯(タイガ)、広葉樹・し尿樹混合林地帯、草原地帯(ステップ)と変化に富んだ気候帯を有する国らしいですね。

講座では、トゥバについて、トゥバ音楽についての説明をはさんでトゥバの音楽の演奏をたっぷり聴かせてもらいました。

ホーメイはトゥバ人の間に伝わる伝統的な歌唱法で、「喉歌」や「倍音唱法」といわれるもの。ホーメイに似た歌唱法はアルタイ山脈周辺のの民族の間にいくつか伝わっていて、有名なのはモンゴルのホーミー、アルタイのカイ、ハカスのハイなど。

ホーメイにもいろいろな種類があって、自然の音を表すものも多いとか。まずは、馬頭琴の原型と言われるイギルや三味線の原型?ドシュプルールの演奏とホーメイを聴きました。何とも懐かしい響きが部屋いっぱいにひろがります。寺田さんが意訳してきてくれた歌詞を見ながら、トゥバの大自然と人々の暮らしを想像しました。演奏2

(明日に続く)
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