シルクロード日誌

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悲劇をはらんだ、人なつこい カンボジアの地と人ー1

  2016年5月4日〜9日 プノンペン&シェムリアップ

 

 9月1日に「ベトナム編」を終えてから、3週間近くも空いてしまった。

 実は、アンコール・ワットとアンコール・トムを書くのに躊躇していて、なかなか原稿が進まなかった。“いいや、アンコール・ワットの箇所に行ったら、何とか考えればいいや”と思って、見切り発車、スタートさせてみた。果たしてどうなるかミモノである。まっ!とにかく前へ進んでみよう。

 

2016年5月4日  

 

結局、ツアーから離れて1人になっての私は、市内を歩くことより、友人との50年のブランクを埋める作業に必死になっていたようである。といっても主要なところは前回行ってあるし、今回のツアーでも行った。それでよかったのだ。

 

ホーチミン市の相変わらず暑い朝。6時には穴ぼこだらけでゴミが道路に舞い降りているような通りを、スーツケースをゴロゴロ引きずりながら、市内のホテルから200メートルほどのバス会社の前まで行った。もうそれだけで汗びっしょりである。履物は相変わらずビーチサンダル(というより、普通の靴は持参しなかった)。そこから女性スタッフにバスターミナルへ案内されて6時半には出発。

ホーチミン市のおなじみの「バイクの波」風景

朝のホーチミン市

メコン河を越えて

 

私の乗ったバスの座席は、予約していたとおりの最前列右側(運転手席は左側なので)で、エアコンも効いていてなかなか快適。もちろん親中国のカンボジアのこと、バスは中国製である。途中の国境検問所通過では、私の体験したアメリカや中央アジアのような厳しさはなく、バスの男性スタッフにパスポートを預けて、バッグ類をレントゲンに通して終わり。“あれは本当に「レントゲン」なんかあったのかなあ〜”と思えるほど簡便なものだった。そこで朝食休憩。

朝6時半出発して9時半に食べた朝食。牛肉のたれがうまかった

 

 

 国境を越えたからといって別に景色が変わるわけでもない。相変わらず農村地帯であり、住宅街でもある。ベトナムと同じようにやはり高床式で幅の狭い建物になっている。大きな工場も小さな工場もほとんど見えない。高いビルもない。だから、建物は3階建てや4階建てが多い。実にアンバランスというか、心細げな建物が多い。そして、こちらの誰に聞いても「ここは地震がないから、幅の狭い建物でも安心だ」とみな言う。本当かなァ〜とも思う。

プノンペンへ向かう道すがら

 

 およそ6〜7時間かかって、隣国カンボジアの首都プノンペンに着いた。ひと言で街の感想を言えば“東京郊外の、多摩地域の小都市の駅前からちょっと外れた裏道”とでもいえるか。ここがプノンペンのどのあたりか見当もつかない。

 

帰国後、昼食会に招待した私とワイフの「旅行指南役」他称(私が言ってるのだが)・「樋口可南子さん似」、私は、それに加えて、今売り出し中の「桐谷美玲」似の妙齢の女性から怒られた。『地球の歩き方』を片手に歩く彼女は、“どこの通りにはおいしいものがある”とか、“どれだけ安く泊まれて、名所がどこにあるか”が、旅が上手か下手かの基準になっているので、私とは旅の目的や志向が違う。お断りしておくが、彼女は世田谷・用賀のお金もちの奥様であった(昨年、やっと離婚できたといって、喜んで拙宅に駆け込んできた。すぐに3人で即席の祝賀会をしたが・・・)。したがって、話がかみ合わない。

孤高の僧侶

 

私に関して言えば、年金生活者でカネはないが、持っている金は使ってしまおうという、貧乏人の金の使い方。金持ちはケチケチして金を使わないから金が残るのであって、貧乏人の私は、どうせ「ないカネ」だから、あるうちに使ってしまえという性格。事前の計画でも、ビザの手続きが面倒だと旅行社に頼んでしまう。空の便もそうだが、バスなども、友人か誰かに頼む。宿は、自分でインターネットで探すのは、アナログ人間だから分からないし、面倒なので旅行社に依頼してしまう。観光も、言葉が分からなければ行っても仕方がないので、多少高くともガイドをお願いする。だから私は“誇りある貧乏人”なのである。

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