シルクロード日誌

日本シルクロード文化センターのブログページです。シルクロードに関する情報、コメント、旅日記などを綴ります。
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10年前の「シルクロードの真髄を極める旅」再編

今年7月6日に実施する「シルクロードの真髄を極める旅」があります。

関心・興味がある方に、また、新疆シルクロードについて知りたいと思う方がたに、10年前に実施した同じコースを行った旅の記録を再編でお送りします。

現代版に書き直したいところですが、やはり10年前のままで書きます。

現代版に書き直したところは注釈をつけます。

写真も当時私が撮影したものを用います。   野口信彦

 

シルクロードの真髄を極める旅・再編

                                                           

2007年9月9日、濃密なシルクロード初日の敦煌

8日、成田〜上海〜蘭州を経て着いた敦煌は暗闇に包まれていた。関西空港からの参加者とは上海で合流。まもなく明日になる時間であった。ものすごく下手な日本語を話すが、熱心に仕事をする漢人の「代」という青年がガイドであった。

 

2日目・敦煌の一日

鳴沙山

9日翌朝、早速、鳴沙山に向かう。すでにここには入り口ができている。以前は自由に出入りできたところが、いまは入場料を払わなければ入れなくなっている。

鳴沙山とは固有名詞ではなく、細かい砂がたくさんあって、人が踏んで歩くと”キュッ、キュッ”と砂が鳴る砂山を言う。

これが敦煌の鳴沙山

10年前の三浦さん(日本シルクロード文化センター副代表)。まだ70歳でした。

 

真っ先にラクダに乗って1時間の“シルクロード”を皆さんに味わっていただくことになった。みな、ニコニコ顔でラクダの背に登る。やはり、誰もが“月の〜〜沙漠を〜〜”となる。ラクダが立ち上がるときは前足から立つので、初めての人は振り落とされるのでご注意を。

今年(17年)40数年つとめた大阪の大学を定年になる都倉教授。

日本へ帰ると大阪へ帰らないで、わが家で2〜3日、寝てから帰る。

私は邪魔なのだが、家のカミさんと同じダンスの先生なので気が合う。

昔は、寝て起きた彼女と兵庫県の彼女の自宅までカミさんが行ったことがある。

どっちもどっちである。

 

 

ここへ来ると毎年、登る山が変わっている。鳴沙山が風で動くのである。ぐるっと大きく回り道をして行って、車止めならぬラクダ止めで下ってから、有料で15元の板製の階段を登り、上に登って満足する。この商売は最近になって漢人たちが始めたようだ。しかしみな大満足の様子であった。今は砂が靴に入らないようにオレンジ色のオーバーブーツが用意されているが、これが10元。やはり漢人はしっかりしている。だが私たちは履かなかった。

彼女は撮影所のスタッフで、休みなんか取れないが、やっと休暇をもらって参加した。

ときどき狛江市内ですれ違う。

漢人が編み出した新商売。板敷の階段(板)を砂山に敷いて儲ける。

莫高窟前で全員写真。96窟の九層楼。
高さ43m9層の窟檐(くつえん。石窟入口の構造物)で、
内部に高さ35mの弥勒菩薩坐像を安置している。

 

月牙泉

月牙泉も、みるみる水がなくなっていくように見えて哀れである。枯渇の対策はとっているようだが、敦煌という都市に集中してくる農民が、党河の水を途中で大量に取水することをやめさせれば解決するのだが、そこに手をつけないで、あれこれの「政策」を打ちだしても、農民の「対策」(実際は政策に対抗して、政策の網をくぐり抜けることである)にはかなうものではない。はてさて、どうなることやら。

 

敦煌研究院で李さんに知り合いの面会を求めたが、「彼女は接待(ガイド)部の主任になったので、仕事が忙しいです」との返事。簡単な手紙を置いてきた。

党河からみた敦煌莫高窟の千仏洞

 

莫高窟で私たちのガイドになった女性は、偶然ながら李萍さんの夫の妹さん。上海で日本語を学んだといっていた。とても上品な日本語を話す人であった。しかし、日本で日本語を学んだ人との言葉の流暢さと違いは歴然とする。ましてやウイグル人やモンゴル人などアルタイ系の人びとは日本人と同じような発音をする。この差は何だろうといつも思う。

これが正式の「莫高窟」の入り口

 

莫高窟を参観した8人のメンバーは、みな感動の面持ちであった。それぞれの受け取りようがあったろうが、長老のMさんは「圧倒されるね!すごいね!」を連発していた。これはみなが共感した感想であろう。

帰国してから反芻(はんすう)して学びなおしてくれればいい。

| シルクロードの光と影 | 10:26 | comments(0) | - |
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