シルクロード日誌

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ウイグル人の生活習慣及び風俗・伝統あれこれ―6

カシュガル古道と職人街                      

まるで遺跡のようですが、これが「ウイグル古道」の一角です。

無論、入場料を払って入ります。

 

「ウイグル古道」は、カシュガルだけでなく東西トルキスタン全域でも有名な職人街の近くにある。日本で言えばさしずめ下町の長屋街であろう。私はこの古道を歩くのが好きだ。古道の両側から道の上にまたがって建物ができているのが特徴である。道が3〜4年前より多少、清潔さが増していた。清潔になった理由の1つにはサーズ(SARS。漢語で「非典」)の影響があったようだ。

ここは、まったくほったらかしの場所ですが、これでも有料。

 

ここで私たち日本人にとっては、衝撃的なことをお話ししよう。ここの各家庭のトイレは最上階か屋上にある。

なぜ屋上にあるのか。屋上にトイレがあると、し尿の搬出はどうするのか。だれもがそういう疑問を抱く。しかし答えを聞けば納得するだろう。なぜなら、きわめて乾燥しきった気候ゆえに、大きなものは小さな粉末になって、天高く舞い上がっていくだけなのだから。もちろん、小さなものは蒸発して、天まで昇っていくからである。

なにかの建物のうしろですね。これでも有料です。

 

 

しかし、その後、このウイグル古道もついに陥落した。

北京の「中坤公司」という新興企業が、シルクロード各地の観光地の土地を買いあさっており、ウイグル古道の土地も買い占めた。入り口にゲートを作り、入場料を徴収するようになってしまった。実に嘆かわしいことである。国際的にもシルクロード観光に新境地を開こうとしている政府は、このような状態を是非、食い止めていただきたい。いや、ドダイそれは無理だ。政府が推奨しているのだから。

小さなバザールですね。

 

数年前、中央政府の観光大臣(そういう肩書があるかどうか知らないが)が新疆ウイグル自治区へ視察に行って北京へ帰って言ったことがある。「おいっ!みんな!シルクロードは儲かるゾ!!!!!!!」これが決定打になったのである。

これはなんだかお判りですか?手に取っているものが、

赤ちゃんが乳母車に乗って、おしっこをしたときに下から流すパイプです。

私は初め、知らなかったのでパイプだと思って、口にくわえたことがあります。

まわりは大笑いでした。

 

| シルクロードの光と影 | 10:08 | comments(0) | - |
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