シルクロード日誌

日本シルクロード文化センターのブログページです。シルクロードに関する情報、コメント、旅日記などを綴ります。
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「トゥバ音楽演奏と南シベリアレポート」

明日11日は第81回シルクロード講座の日です。

 

出演はトゥバ音楽の第一人者である寺田亮平さんです。

わが日本シルクロード文化センターの会員でもあります。

 

寺田さんは、毎年、3カ月ほどシベリアのトゥバに行って第一線の演奏者たちから学ぶとともに、中央アジア各地の音楽家たちとジョイント・コンサートを開くなど、活発な音楽活動を行っています。

 

私たちは普段、あまりシベリア地方の音楽に触れることがありません。

この際、初春の午後をトゥバ音楽に浸ってみませんか。

 

もう一つ話題提供。

 

トゥバなどモンゴル高原の北のシベリア南部は、かつてのモンゴルやウイグルなどの古代遊牧民族発祥の地なんです。

 

いまでこそ、モンゴルとロシアでは国境線が引かれていますが、かつてはそんなものはありませんでした。国境などというものは人類社会が近代国家をめざした頃以降の産物です。ましてや遊牧騎馬民には「国境」など、縁もゆかりもありませんでした。

 

ウイグルより以前、紀元前5〜4世紀やさらにさかのぼった匈奴やスキタイなどもこのあたりの発祥だと私は思っていますが、さてどうでしょう?

 

問合せする必要もありませんが、念のため。

 

<参加費> 1,000 円(望年会参加は+500 円、飲み物別)

<場所>「 みんなの広場」 小田急線和泉多摩川駅徒歩5分

   狛江市東和泉2-20-12-103 えのき2 番館

<問合せ・申込み>Tel & Fax : 03-3480-4478(野口)

             携帯:080-5483-6740

E-mail : silkroad-j@ef.lomo.jp

     

   日本シルクロード文化センター

   〒 201-0003 狛江市和泉本町3-34-2 野口方

   ホームページ  http://silkroad-j.lomo.jp/

 

トゥバのちょっとだけ歴史

エニセイ川源流域は、古くから匈奴鮮卑柔然突厥回鶻(古代ウイグル)、黠戛斯(しいて言えば、クルグズ)、モンゴル帝国など多数の国家が興亡した地でした。

 

テュルク語系諸族のほかモンゴル語系諸族、サモエード語系諸族、ケット語系諸族などが雑居していました。伝統的にシャーマニズム信仰が浸透していましたが、18世紀ごろよりモンゴルを経由してチベット仏教(ラマ教)が伝来し、これに伴い他のテュルク系と比較して、モンゴル系と同化する傾向が強くなりました。19世紀末には露清間の係争地となり、1914ロシア帝国の保護領となりました。

かつて、栗沢明監督の映画『デルス・ウザーラ』でデルス役を演じ、多くの視聴者に深い感銘を与えたマクシム・M・ムンズク(1912〜99)もトゥバ人でした。

 

まだ、あります。

 

来月4月8日(土)の第82回シルクロード講座でお話しする人が決まりました。以前、「シルクロードのつどい」で口琴を演奏してくれた直川礼央さんの奥さん、直川ナヂェージダさんが講師を引き受けて下さいました。

 

昨年、開いた「現代シルクロード研究会」にお1人で参加して下さっていました。そこで私は、「いつか、私たちのシルクロード講座でお話してくださいね」と、お願いしてあったのです。

テーマは「世界で一番寒いところの人々の暮らし」  直川ナヂェージダ さん

どんなお話になるか楽しみです。

彼女は、ロシア連邦サハ共和国の出身で「サハ」という民族の人。

ヤクート大学大学院外国語学部比較言語学科卒業で、すでに日本在住が22年になります。

母語はサハ語とロシア語。趣味は、クロスワードだそうです。

どうぞ、ご期待ください。

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