シルクロード日誌

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沖ノ島、世界遺産に 勧告を覆し、8資産の一括登録決定

きょうは、表記のテーマを取り上げました。

朝日新聞のインターネットニュースを、そのままコピーして掲載します。

写真は、うまくコピーできませんでした。

私の意見は明日掲載します。――野口信彦

 

 

2017年7月9日19時57分

世界遺産登録が決まった沖ノ島

 

 

 ポーランドのクラクフで開かれているユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界遺産委員会は9日、福岡県の「『神宿る島』宗像(むなかた)・沖ノ島と関連遺産群」を世界文化遺産に登録することを決めた。構成8資産のうち、ユネスコの諮問機関が4資産を「除外」するよう勧告したが、世界遺産委は逆転で一括登録を認めた。

 

 

 

 今回の登録で国内の文化遺産は17件、自然遺産と合わせた世界遺産は21件になる。九州からは2015年の「明治日本の産業革命遺産」(九州・山口地域など8県)以来となる。

 

 構成資産は、本土から約60キロの玄界灘に浮かび、宗像大社沖津宮(おきつみや)がある沖ノ島と、いずれも島に付随する小屋島(こやじま)、御門柱(みかどばしら)、天狗岩(てんぐいわ)(以上宗像市)の4資産のほか、本土から約11キロ沖の大島にある中津宮(なかつみや)と沖津宮遥拝(ようはい)所▽本土にある宗像大社辺津宮(へつみや)(同)▽信仰を支えた宗像族の墓とされる新原(しんばる)・奴山(ぬやま)古墳群(福津市)の計8資産。沖津宮と中津宮、辺津宮には「日本書紀」にも登場する海の3女神をまつる。「顕著な普遍的価値がある」「航海の安全を祈願する信仰が古代から現代まで断絶なく続いていることを示し、価値が高い」「航海に関する分野は今の世界遺産一覧表には少ない分野」と評価された。

 

 諮問機関「国際記念物遺跡会議」(イコモス)は5月、後者の4資産を「国家的なものにとどまり、世界的な価値は認められない」として除外勧告したが、国や地元は世界遺産委の委員国に8資産の一括登録を熱心に説得。この日の審議では各国から「すべての要素が互いに機能し、価値がある」など一括登録を支持する発言が相次いだ。

 

 周囲約4キロの沖ノ島は4〜9世紀、朝鮮半島や中国大陸への航海の安全などを願う国家的祭祀(さいし)が行われた。銅鏡や黄金の指輪、朝鮮半島の馬具、シルクロード由来のガラス製品など8万点にのぼる奉献品(国宝)が出土し、「海の正倉院」とも称される。

 

 沖ノ島への入島は原則禁じられ、女人禁制▽島で見聞したことを漏らしてはならない▽島にあるものを何一つ持ち帰ってはいけないなど、多くの宗教的なタブーもある。今後、文化遺産の保護と観光の両立、船舶の接近や無断上陸への対策などが課題となる。

 「沖ノ島」は「古代祭祀の変遷を示す考古遺跡がほぼ手つかずの状態で残されている」などとして2009年、国内候補の一覧表「暫定リスト」に記載され、15年の文化審議会で国内推薦候補に決定した。(後藤洋平

 

 〈世界遺産〉 1972年の世界遺産条約に基づき、各国政府の推薦の中から、諮問機関の国際記念物遺跡会議(イコモス)や国際自然保護連合(IUCN)の調査・勧告を経て、21カ国でつくる世界遺産委員会が年1回、「顕著な普遍的価値」や「真正性」、保全措置などの観点から登録の可否を決める。世界遺産の総数は、文化遺産814件、自然遺産203件、両方の価値を備えた複合遺産35件の計1052件(昨年7月現在)。

| 環境・自然保護関連 | 08:45 | comments(0) | - |
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