シルクロード日誌

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カナダの10年前−◆

オンタリオ湖のまわりには、ジョギングする人もいるが、ローラーボードやマウンテンバイクが圧倒的に多い。若いママさんたちは自転車の後ろに、幼児を乗せて走ることができるバギーカーを連結させて走っている。みなショートパンツ。女性は例外なくタンクトップである。

オンタリオ湖

このようなバギーカーが多い

 

寒い国だから、夏は思い切り太陽エネルギーを思う存分吸収しようということなのだろう。日本の夏は、顔を隠し、口を覆い、肩から指の先まで隠している異様な風体の女性が多くなるが、見事な対比である。

 

女性も刺青をしている人が多い。

日本においては“タトゥー”なんて気取ってはいけない。わたしの父親は明治生まれで600人を抱えた建築会社の「親分(社長)」だったので“昇り竜の総入れ墨”があったからでもあるが、いまの人は入れ墨をしてはいけない。する必要もない。素敵なからだをみな持っているのだから。それを輝かせればいいのにと思う。

 

日焼け止めなどに一生懸命にならないでもいいのだ。ガンなどに負けない決意?で、まっくろに日焼けすればいいのに、といつも思う。私は外国へ出かけるときは、ほとんどの時間を短パンと「ビーチサンダル」で過ごす。帽子などはかぶらない。太陽に顔を向けて歩く。日本とカナダの入れ墨事情や感情を度外視しての話しであるが。

 

湖畔のベンチにはビニールの袋に家財道具を詰め込んだホームレスが、ネクタイを締めてパソコンを打っている。毎朝の散歩のたびに眼にするおなじみさんになった。

 

メタボリック症候群考

 

またさらに優越感というか安心感を抱いたことがある。男も女も、みな肥満体が多いのだ。

わたしの友人に「亜子さん」という素敵な女性の仲間がいる。

ここカナダは特に女性に肥満体が多い。上半身と下半身も太っているが、亜子の「亜」の字のように、ウエスト部分が、突然、横に突き出したという感じの人が多いのである。毎日、マックを食べて甘いジュースばかり飲んでいるからだろう。太っている人が実に多い。すばらしい!

 

お断りしておくが、仲間の亜子さんは、すらりとしたスタイルの良い素敵なヤングママさんである。ただ、「亜」という文字のことを言っただけである。彼女から抗議が来てしまいそうだから、お断りしておく。

 

わたしは、ここカナダに来るまでほとんどカナダのことを知らなかった。『地球の歩き方』やインターネット程度のものは読んだが、あまり勉強する努力をしないでよかったと思っている。実際にカナダの地に身をおかなければ、何度本を読んでも理解できないものなのである。でも、カナダと日本とは移民が多いという以外には、あまり関連が少ないということも知っている。

 

まずカナダはアメリカとも戦争をしたことのあるイギリスの国だったということ。まるでアメリカのコピーのような国かと思っていたら、あにはからんや、であった。“失礼しました”というところである。

 

この国の宗主国はイギリス。元首はエリザベス二世女王である。もうひとつの特徴は、イギリス以外にフランスの影響が極めて強い国だということである。

さらに、カナダという国は移民の国であるため、出身については「カナダ人が出自」と答える人は19%、純イギリス系が17%、純フランス系が9%、10%がイギリス、フランス、カナダの混血、それ以外の出身者との混血のイギリス、フランス、カナダ系が約16%、アジア人ほかの人口は26%、先住民族の北米カナディアン、メティス、イヌイット(かつてはエスキモーといっていた)は3%程度とのことである。

 

ケベック独立運動のことは多少知ってはいたが、カナダがこれほどとは思わなかった。トロントでは、看板やパンフレットでも英語の下には必ずフランス語が書いてある。モントリオールに行けばその度合いはさらに強くなって逆転した。そしてケベック市は85%フランス語である。わずかに英語が添えられている程度である。

 

かつて、フランスのドゴール元大統領がケベック市を訪れた際、「自由ケベック万歳!」と叫んで物議をかもしたというエピソードもあるくらいだから。「ケベックに独立を」というデモがいつもある。

 

グリさんは、シルクロード研究に必要な英語の習得もかねてカナダに来たのだが、はじめはモントリオールに行った。到着してみて、英語の勉強をする環境にはないことがわかってトロントに変更したのだという。理解できたのである。

英語を学ぼうとしてモントリオールに来た外国人も、モントリオールから続々とトロントに移住しているという。

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