シルクロード日誌

日本シルクロード文化センターのブログページです。シルクロードに関する情報、コメント、旅日記などを綴ります。
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カナダの10年前

トロントには80以上ものエスニックタウンがあり、街の道路を横断すれば各国の習慣や文化を感じ取れる。主なものだけでも、チャイナ・タウン、コリアン・タウン、リトル・イタリー、・グリーク(ギリシア)・タウン、それにジャパン・タウンなどである。

二度目のコリアンタウンの写真です。焼肉屋ですね。

 

ジャパン・タウンで買い物をした。焼酎は37ドル約4600円、日本酒も変形の一升ビンだったが同様の金額であった。日本の相場の2〜3倍はする。高価である。しかし、背に腹はかえられない。刺身もなにもあらゆるものがあるが高い。したがって大好きな刺身はワイフの目もあるのでまだ食べていない。

 

街の歩き方は、ほぼ直線の地下鉄があり、市バスもある。市バスに乗ってあらかじめ買っておく2ドル75未寮敝笋鯏呂擦弌地下鉄にも乗り継ぐことができる。至極便利である。さらに都電ともいえるStreet Carがある。これらをうまく乗りこなせば、比較的高価なタクシーに乗らなくとも安上がりに街を歩ける。

消防署の消防自動車であることには違いない

 

ナイアガラの滝

近寄って見ると見た目よりもはるかに大きい

 

ワイフが帰国する前日、カナダ滞在50年のスージーという日本人のご婦人に滝を案内していただいた。

世界最大の滝であるナイアガラはネイティブ・カナディアンが呼んでいた「ニアガル(雷とどろく水)」が起源である。こちらの発音も決してナイアガラといわない。ナイアガラという呼び方は日本だけに通じる言い方である。「ニアガル」である。年間を通じて世界中から1500万人が訪れるという。高さ54メートル、幅670メートルの滝は、その水勢によって氷河期から13キロメートルも上流に後退したといわれている。

隣のアメリカ滝はブライダルベールと呼ばれているそうだが、カナダ滝とくらべて見るからに小さいので、カナダ人は「アメリカ・サイズ」という。多少のあざけりが入っているようである。

スージーはわたしたちを、何時間でも10ドルというパーキングに案内してから「わたしは1年に何回も来ているのでカジノで遊んでいますから、自由に遊んで来てください」といって、賭博場へ行ってしまった。わたしたちは、まずはともあれ、小さな船に乗ってカナダ滝の滝つぼ近くまでいくことにした。船は縦に横に大揺れに揺れた。もらったビニールのカッパを着ていても、胸元から水が滝のように(?)入ってくる。日本から持参したスーパーのビニールをカメラにかぶせて撮影したが、文字通りの瀑布である。滝のカーテンが写っているだけであった。

しかし今年は思いもよらぬカナダの旅が実現して、思いもよらぬナイアガラの滝を身体と心に浴びることができた。これは、今年5月に思いもよらぬアフリカはギザのピラミッドの真下に立ったときの感慨と共通したものであった。

このボートに乗って、滝の真下まで行く。カッパをかぶっていくが

全身ずぶぬれになる。

 

帰路、わたし達を案内してくださったスージーは、ことのほか上機嫌のようで、市内の「日系文化会館」や「ジャパンタウン」に案内してくださった。

はじめ彼女は運転をしながら「にっけい文化会館」といったので、思わず「日経新聞があるのですか?」と聞いて大笑いされた。

 

日系文化会館では、日本滞在14年の経験を持ち日本人の奥さんのいるジェームス・ヘロン館長にも面会することができた。今後、グリさんが数年間トロントに滞在するので、ここの日系人とのコンタクトを取ることは大切なことなのである。拙著『シルクロードの光と影』もサインして手渡した。そして、「今後グリさんがこちらの日系人の方々とお友だちになれるように、そして機会があれば皆さんにシルクロードの歴史と文化のお話をする機会を与えてください」とお願いした。彼女も決してパスポートにある「中国人」とは自己紹介しない。「日本から来たトルコ人です」という。それも決して間違ってはいないし、正しい呼称である。

チャイナタウンですね

 

翌日、ワイフを日本への帰国便でピアソン国際空港まで見送ったあと帰宅すると、別離の悲しみ(?)だか開放感だかわからぬうちに、スージーから電話がかかってきて、ひとり住まいの彼女の家にホームステイしている日本人の若者たちに、是非、野口さんからお話をしてあげてほしいとの電話があった。夜遊びをことのほか好むわたしは、「ハイ!」とばかりに即答した。

 

なにやらわからぬ外国経験を持った2人の青年との話は、相当、刺激になった。12時頃に帰宅してからもスージーから電話が入り、次はもっと多くの若者たちに話をしてやってほしいとの要請があった。

どこでも、どんなことからでもチャンスをつかみ、つくり上げていくことが大切だと改めて痛感した次第である。わたしにとってあまり関係のないカナダという国ひとつとっても、かなり面白い

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