シルクロード日誌

日本シルクロード文化センターのブログページです。シルクロードに関する情報、コメント、旅日記などを綴ります。
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40年ぶりのキューバに行ってきました ―世界遺産 シエンフエーゴスへ−

 親しい友人から「キューバ日記を楽しみにしている」との手紙が来た。“これは力を入れて書かねば”と思うが、本当はほかに課題山積。A4で7ページの他人の講演をまとめなければならない。

 「現代シルクロード研究会」のテーマ「東トルキスタン共和国の成立と崩壊」のレジュメとP.P.も準備しなければならない。その1週間後には、5月に行くイランの歴史と世界遺産の紹介原稿を書かなければならない。いやいや・・・

 

 キューバの旅のこの日は、4時間、240kmのバスの旅になった。車好きの私はほとんどが自分の運転が多いのだが、客としてバスに乗るときは風景を眺めるのが忙しくてほとんど寝ることはない。うちのかみさんは95%は寝ている。そのくせ声をかけると“ちゃんと起きてるわよ!”と毒づく。

 そうそう、言いたかったことは、私も初めての体験だが、今回に限ってはバスが走り始めると寝た。実によく寝た。時差の関係で眠くなるのだろう。カミさんいわく「老齢化現象よ」!

バスの窓から

 

 そしてこの街は2005年に世界文化遺産に登録された。その理由はこの街の造りが“フランス風”だからという。もともとヨーロッパから始まった「世界遺産登録」は、まず、“ヨーロッパありき”からスタートした。

 

 そういえば、「ギネス」もそうだし、あれこれ何もかもヨーロッパ発信である。わたしはこれを「ヨーロッパ中心志向」といっている。そうそうきのう小平が銀を取った「オリンピック」もそうだった。

 

 わたしはこのことを否定的にだけ言っているのではない。人類の先進的な文明を登録しているのだからこれを否定はしない。でも世界遺産登録が最も多い国はイタリアだが、どういうことか第2位は中国になっている。

 だが我が国の自治体がそろって「我が県も世界遺産登録を!」と競っていい始めると、もうこれは世界基準ではなくなる。単なる“客寄せ”になってしまう。

これはオペラ劇場

 

 悪口雑言はこれくらいにしてシエンフエーゴスをご紹介しよう。 この街は1819年に貿易都市として建設された古都である。フランスからの移民が多く、だからフランス風の建物が多いからだろう。1957年のキューバ革命で革命軍によって解放された。

 

 この街の中心となる場所は「ホセ・マルティ広場」。

 広場の周囲には、いわゆるフランス風の建物が並んでいる。

 あまり人影も多くない広場には、あちこちに「サンバ野郎」たちが歌っている。どういうことか女性は少ない。そして必ず小さなDVDを売っている。これは日本ではうまくいけばPCで聞くことができる。うまくいかなければ?「聞けない」。曲は例外なく「グアンタナメラ」。

この建物も世界遺産かと思いましたが、学校でした。

教育重視の国策が良く理解できたのです。

キューバでは全国どこでもこの色の制服です。

それにしても、子供はどこでも元気です。

「写真撮っていい?」と聞くと、平気でポーズをとってくれました。

この子は”女の子”から内面は”女性”へと脱皮しつつある年齢なのでしょう。

我が孫娘も近いうちにそうなるのでしょうか?

海の近くでは豚の丸焼きです。

カリブ海です

 面倒だからウィキペディアをコピーしてしまおう。

グァンタナメラ Guantanamera

「グァンタナモの娘」を意味する世界的に有名なキューバ音楽

『グァンタナメラ Guantanamera』は、世界的に有名なキューバ音楽。1929年初演。

タイトルの「Guantanamera」は、「グァンタナモの娘」を意味する。「グアンタナモ Guantánamo」はキューバ南東部の都市。米軍基地がおかれている。写真はグアンタナモの街並み。

 

アレホ・カルペンティエルの著書『キューバの音楽』によると、「グァンタナメラ」のルーツは作者不詳の8音節4行詩の農民歌謡(民謡)で、ホセイート・フェルナンデスの歌声により1920年代に広まったとされている。

ホセイート・フェルナンデス(Joseíto Fernández/1908-1979)またはホセ・フェルナンデス・ディアス(José Fernández Diaz)は、20世紀のキューバ音楽を代表するシンガーソングライター。

ホセ・マルティの詩集が歌詞に

歌詞については、キューバの文学者・革命家ホセ・マルティ(José Julián Martí Pérez/1853-1895)の詩集「Versos sencillos 簡潔な詩(素朴な詩)」に基づくヴァージョンが世界的に有名。

このホセ・マルティ詩集を1950年代に歌詞として転用したのは、キューバの音楽グループ「オリヘネス」のメンバー、フリアン・オルボン(Julián Orbón/1925-1991)。

アメリカのフォーク歌手ピート・シーガーのレパートリーに

 

エッセンシャル・ピート・シーガー

オルボンの弟子エクトル・アングロは、1960年代のアメリカ留学中、アメリカのフォーク歌手ピート・シーガー(Pete Seeger)と知り合いになった。

ピート・シーガーはアングロを通じ、「ホセ・マルティ詩集」版の歌詞で歌う『グァンタナメラ』をレパートリーに加えた。

このピート・シーガーによる歌唱により、「ホセ・マルティ」版の『グァンタナメラ』は世界的に知られることとなった。

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