シルクロード日誌

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中国の互害型社会

きょうのブログは、先日拝見した友人の内モンゴル出身のバー・ボルドー氏のフエース・ブックの請け売りです。

この文章をご紹介する目的は、中国社会の悪口を言うためだけではありません。人間という存在の性(サガ)は、中国社会だけでなく、人は自己の利益のためには、他人が死ぬことが予測される作業をすることもある、悪しき思考が芽生えるということを問題にしたいのです――野口。

 

互害型社会

―中国における互害現象―

中華料理は、トルコ料理、フランス料理と並んで、世界三大料理と言われている。「食は中国にあり」と称賛されるほど中国には美味が多い。しかし、近年異変が起こっている。偽食品、とくに人体に有害な偽食品が横行しているのだ。
数年前「中国已
入社会互害代,害人害己 !」(中国はすでに互害時代に入り、他人に害を与え、最後に自分にも害をもたらす)という衝撃的な記事がインターネットで配信された。互害とは互惠の反対語で、新しいネット用語のようである。それは近年利益を得るために多くの業者や事業主が腐爛した肉や野菜、果物に薬物を混ぜて新鮮な食品のように作ったり、飲料なども化学物質を使用して作ったりしている。しかもそれが人体に有害な物質ばかりである。

金を稼げるなら他人の人体に有害でも平気で販売するのだ。しかし、自分の作ったものは買わないが、他人のものを買ってもそれまた有害であり、互いに害を及ぼす社会現象が起こっているという。「互害型社会」とか「互害モデル」とも言われている。 それは中国人同士の互害だけではなく、第三国から観光やビジネスで行く人々にも害をもたらすのはいうまでもない。


そのような社会に対し、中国政府はどのような対策を取っていくのか。5000年の文化を誇る中国は世界第二の経済大国になったにもかかわらず、互害型社会とまで呼ばれるようになったのは一体だれのせいなのか。この国は信頼と食の安全をいつ取り戻せるのか。


江戸中期の観相学の大家である水野南北(1760〜1834)は「食は命なり」と語った。中国はこの言葉を国策に盛り込み、悪質な有害食品業者らを厳罰し、根絶しなければいけない。


中国のある評論はこのように結論づけている。
このような(互害)現象は、挙げ句の果て中国の伝統的道徳観が徹底的に転覆され、破壊され、結果的に他人を害し、また自らを害することになる。しかもこのような害からだれも逃げられないのだ。
(造成
象,根究底,是中国传统覆和掉,最后果是害人亦害己!而也逃不脱!)。

引用したような事例は、これまで何度もテレビなどで報道されていましたので珍しくはありません。私が言いたいことは、「自分(たち)が手にかけて作ったものが、毒性を帯びた有害で有毒なものであり、これを食べると人体に悪影響が出る、もしくは病気や死に至ることもある」という考えに、なぜ、ならないのかということです。

そのような考えに至らないから有毒・有害なものを作るのでしょうが、その思考はどこから来るものなのかということです。

これ以上は、私でも皆目わかりません。つくづく、中国とは数千年の昔から不可解な国です。

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