シルクロード日誌

日本シルクロード文化センターのブログページです。シルクロードに関する情報、コメント、旅日記などを綴ります。
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座敷わらしと宮沢賢治とシルクロードと

 私事で恐縮なのですが、7月初めに岩手県の二戸市・八戸市に行ってきました。用件は、息子の再婚の件で相手の実家へご挨拶に行ったということです。それはそれで、個人的なことですので省きますが、泊まったところが「座敷わらし」で有名な宿でした。

 

 私自身はそのような迷信の類はまったく意に介さないのですが、面白いお話として頭に入っていました。しかし、一昨日のテレビで、この宿のことが面白おかしく放映していましたので、偶然とはいえ面白いのでブログに書いてみようと思いました。

 

 はじめて息子が自分の財布でとってくれたこの宿は、名前が「緑風荘」。

夜はお母さんを挟んで久しぶりに親子3人で川の字になって寝ました。

 次に緑風荘が作成した宿の紹介を転記します。

 

 緑風荘

緑風荘は、岩手県二戸市、金田一温泉にある「座敷わらしに会える宿」として有名な温泉旅館。
座敷わらしがよく目撃されるのは奥座敷の「槐(えんじゅ)の間」で、その姿を見た者は大変な幸運に恵まれるという伝説が残されている。

座敷童子(ざしきわらし)とは、北上山地を中心として信じられている旧家に住むとされる精霊である。
その容姿や伝承は日本各地で異なるが、年格好は5
歳前後の子供であることが多いということ、そして最も代表的な逸話として、座敷童子のいる家は栄え、座敷童子の去った家は衰退するということが挙げられる。柳田国男「遠野物語」によって広く知られることになった。

 「座敷わらし」はお化けや妖怪の類かと思っていたのですが、違うんですね。福をもたらすんですね。

 

 

槐(えんじゅ)の間

 

この座敷わらしには名前があったんですね。それも同様にご紹介しましょう。

 

 亀麿

緑風荘における座敷わらしの伝承は、一般的に知られていることと少し異なる。名前は亀麿(かめまろ)と呼ばれ、二戸市のゆるキャラにも採用されている。公式サイトによると、
『およそ670
年くらい前の南北朝時代、南朝の後醍醐天皇に仕える 藤原朝臣藤房(万里小路藤房)が北の足利軍に追われ現在の東京都あきる野市に身を隠した。 その後さらに北上し、その道中で二人の子供の内、当時6歳だった兄の亀麿が病で倒れその幼き生涯を閉じる。 その際「末代まで家を守り続ける」と言って息を引き取ったそうだ。その後、守り神<座敷わらし>として奥座敷の槐(えんじゅ)の間に現れるようになったと言い伝えられている。その姿を見たり、不思議な体験をした人は大変な幸運(男=出世 女=玉の輿)に恵まれる』といわれている。

亀麿様-(YOUTUBEよりキャプ、漫画家つのだじろう氏による亀麿のイラスト、

目が瞬きをする怪奇現象が当時話題となった)

この宿は4年ほど前に火事にあったようですが、それまでは2〜3年先まで予約で泊まれなかったということです。

今回もそのような座敷わらし面白さでの客がほとんどでしたが、私たちは歓迎の酒宴でしたたかに飲んで、宿に帰って、寝て、朝起きて出発しただけでした。

 

 

 シルクロードと宮沢賢治

 いやいや、座敷わらしとシルクロードとは何の関係もないのですが、同じ岩手県で思い出されるのは宮沢賢治です。 

実は宮沢賢治の作品には、西域・シルクロードを謳ったものが多いのです。

詩「奏鳴四一九」では、「これは吹雪が映したる/硼砂(ほうさ)嵐Rap.Nor(ロプノール。湖)の幻燈でございます/まばゆい流砂の蜃気楼でございます」と謳っています。

 

地上の「シルクロード」に対して、天空には「天の川」いわゆる銀河があります。賢治には「シルクロード」を素材にした作品がかなりあり、宮澤賢治の「銀河鉄道の夜」から「シルクロード」を想い起こすことができます。童話『雁の童子』もあります。このように「銀河鉄道とシルクロード」は、たえざるハーモニーを私たちに醸し出してくれます。

 

 しかし考えてみるに、西域〜中国〜朝鮮半島を経由してやってきた大陸文明は、対馬・壱岐から北九州を経由して奈良・京都に着き、そこからさらに日本全国に拡散していきました。

 二戸・八戸へも奥羽街道、今では東北道になっていますが、その文明の道をネットワークにしていったのですね。

 シルクロードここにも、あり!だと思います。

 

 往復1500kmのドライブは息子と交代で運転しました。やはり若い人はすごいものだと思いました。買って半年過ぎたマイカーですが、初めてオートワイパー(雨を感じるとワイパーが動き出す)、オートライト(暗くなるとライトがつく)などを教わりました。

 

 出発前に息子に言われて、高速道路でスピード違反のカメラを感知して注意してくれる装置も25,000円で買いました。それをつけると「300メートル先にカメラがあります」、「ここは事故が多いから注意を」とか「この先、何キロ先工事中」などと細やかに注意してくれます。これには驚きましたが、息子にも驚きました。成長したものだ。と。

 

でもテレビのロケの仕事などで年間10万kmも車で日本中を走っているので、彼にとってはそれくらいは当然なのでしょう。生まれつき勉強嫌いの私は、“車は前へ進めばいい”、スピード違反で捕まれば“これで警視庁の収入が増えたのだから仕方ない。スピード違反した自分が悪いんだ”くらいの感覚でしたから、それは当然のことでしょう。でも、スピード違反はしてはいけません。

 

衰えつつある、体力・反射神経・視力とたたかいつつ、新しい知識を身に着けて安全運転と交通違反で捕まらない技術と知識(おかしいかな?)で日本中をかけめぐるぞー!

| シルクロード | 09:55 | comments(0) | - |
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