シルクロード日誌

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魔窟・上海浦東国際空港顛末記

8月1日。朝8時に家を出る予定でしたが、前日、通常と違う飲み方をしたので、午前2時半には目覚めてしまいました。時間通りに近くの86歳になるK老爺を同乗させて成田へ向かう。予定通りに空港へ着いて船橋のS氏と3人で上海へ。上海では関空からの女性2人と合流する予定でした。

 

でも会えません。手分けして探しましたが、いつまでも待っていられないので西寧行きのゲートへ向かいました。すると、やはり同じように私たちを探していたお2人と会えました。

 ここまではよかったのです。T女史と互いの捜索話をしていたのですが、時間が迫っていたので、少し不安になってゲートへ行くと「もう締め切りました」とのこと。午後7時半フライトの10分前でした。バスで乗機まで行く時間を計算していなかったのです。愕然としました。なんと交渉しようにも乗機まで行く術はありません。乗り遅れたのです!

 

 西寧行きのゲートを背にして、一番うしろの席に座って猛烈に話し込んでいたのです。

 そこへ初対面のビジネスクラスに乗るH田さんが「私の名前を呼ばれたから先に乗ります」と言って搭乗していきました。あとから彼女に聞くと「Noguchiという名前も呼んでいたわよ」とのこと。そうであれば言ってくれればよかったのに〜〜〜〜と思いましたが仕方がありません。

 

ここはまず西寧にいるノコちゃんと連絡を取ることが一番!あちこち駆けずり回りました。中国東方航空のカウンターで事情を話しました。このようなときには、脳細胞の言語脳が出て飛び出てくるのでしょうか。どこかにしまい忘れていた中国語でだいぶ話せるのです。サービスカウンターと訳せるところでのカウンターで電話を借りることができました。何を聞いてもつっけんどんな数年前より多少は接客態度がよくなっています。

のこちゃんと電話がつながりました。電話の向こうで、私の話に絶句する彼女の姿が目に浮かぶようでした。

 

K老も含めて4人がうちそろってあちこちのカウンターを歩きまわります。私もそうでしたが86歳の身にとってはかなりハードなウォーキングだったろうと思います。申し訳なかったです。

問題は「今夜の便に乗れるかどうか」でしたが、結論は今夜の便はもうない、ということでした。次の問題は、泊まるホテルも探さなければならないし、新しくチケットを買うと14万円もするといわれたこと。頭がパニックになりそうです。

 

しかし、文章にするにはあまりにも煩雑な手続きでしたので、詳しいことは割愛します。結論として、ここ浦東国際空港から国内空港の虹橋空港へ移動して、明日朝7時10分の西寧行きに乗らなければならなくなったということです。ただ、わたしたちのスーツケースは手回しのいいことにちゃんとおろしてくれていました。その引き取りにもあちこちのカウンターを歩き回ったのです。

 

結局、タクシーで小一時間の虹橋空港まで移動して、空港内にあるホテルを取りました。T倉女子と船橋のS氏の尽力です。日本円で1万円以上もするホテルでしたが、べッドに入ったのが夜中の1時半過ぎ、3時半には起きて空港へ行って西寧行きのチケットを確保しなければなりません。カップルの泊まるような豪華な円形ベッドだったのですが、着替えもしないで汗がびっしょりついていた格好で寝て、そのまま起きて前夜予約してあったタクシーで空港まで出かけたのです。

 

今度は、西寧行きの飛行機のチケットが手に入るかどうかでした。ここでも、あちこち回ったのですが、4つ目くらいのカウンターで「あそこへ行けばチケットがあるから・・・」と言われました。

「あった!」何気なくチケットを手渡されました。こんなにチケットをうれしく思ったことはありません。14万円は取られなくて済みました。西寧までは成田から上海までの距離より長い距離なのですが、こんなうれしいフライトも初めてでした。

上海・虹橋空港を西寧に向けて飛び立とうとしている東方航空機

やっと西寧に向けて飛び立ちました

 

西寧まで飛ぶことができたのは、徹夜で東方航空と折衝してくれたのこちゃんのおかげでした。感謝してもしきれません。出口で思い切り手を振って私たちを待ちわびていたのこちゃんの姿が神々しくさえ見えました。

彼女は以前、和光大学に夫と共に留学。赤ちょうちんや蕎麦屋さんでアルバイトをしていたので、日本語は下手な学生よりよほど上手です。私がチベットやアムド地方(青海省のこと)へ行くときは必ず彼女にガイドをお願いしています。

 

空港内での必死の交渉だったので、これらの姿を撮影した写真はありません。

あまりにもきれいな標準語を話していた私の孫娘と同い年の8歳の女の子とママさんが「一緒に写真を撮っていただけませんか」というので、ついでに私のカメラも差し出して、彼女のパパに映してもらった1枚があるだけで

す。外国人だという遠慮など歯牙にもかけず、私の中国語のおかしいところをズバズバ衝いてくる話し方も孫と一緒でした。

 

下の写真は、孫と同い年の可愛い娘さんと。虹橋橋空港内で

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