シルクロード日誌

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ウイグル人の年越し 

きのうブログを書き終えて、どうも何か書き足りない気がして、大掃除中も気になっていました。

いま、掃除をサボって自室に戻ってゆっくりしていて思い出しました。

 

ウイグルの世界と日本と決定的に違うことは、1月1日の「正月」というのは、ただ単に12月31日の翌日だということです。

「新年ハオ!」と互いに祝福しあっても、翌日になれば元どうりです。

新しい服も買いません。おせち料理もありません。爆竹は漢人の習慣だから嫌がります。

 

私の子どものころは、年末は学生服のそでがテカテカに光ったものから、新しい学生服を買ってもらうのが大きな喜びでした。

底なしの貧乏だった我が家で、息子2人には正月くらい新しい学生服を買ってあげようと、必死に金をためた母親の苦労が今頃になって身に沁みます。

 

休日もたしか1日だけだったような気がします。

しかも肝心なことは、ウイグル人はイスラム教徒。

西側諸国や漢人の世界の西暦とは違うので、まったくと言っていいほどカンケイないんです。

 

それを書き足したかったのです。

 

でも、こんなのんきなことを書いている今でも、多くのウイグル人たちは酷寒の囚人房で、いつ帰れるかもしれない未来に望みをもって戦っているのです。

私の知っている多くの友人たちのほとんどは拘束されたままです。

あの顔、この顔、みんなみんな捕まっているようです。

行って確かめる術もありません。

悲しいけれど悔しいことです。

残るのは怒りのみです。

 

まだ、掃除が待っています。

適当にやります。

明日は正月。

 

型どおりですが、みなさん、良いお年をお迎えください。

 

31日  野口信彦

 

2011年12月のトルファンのスーパーです。

店に入るときは、身体に身につけているものは財布以外すべてをロッカーに入れます。

支払いが済むと、警備員から全身の身体検査を受けてからロッカーに進めます。

当時でさえ、それくらいですから、今はどうなっているんでしょうか。

子供用品売り場です。

生まれて五カ月の孫娘に何か買っていきましたが、

どれを買っても喜ばれませんでした。

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