シルクロード日誌

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ウイグル問題で、今日の朝日新聞の記事をコピーして掲載します

 最近、新疆ウイグルのことを書いたり、話しするたびに思います。「私の知り合いや友人たちが、みんないなくなってしまった」と。

 みんな心の底から信頼しあい、楽しく笑いあい、素敵な仲間たちでした。

 その人たちが、みんないなくなってしまいました。

 彼らは、彼女たちは、今も、暖房もない極寒の、狭い部屋に、ぎゅうぎゅう詰めにされた部屋で、悪臭の立ち込める独房や集団房に拘束されたまま、いつ戻れるかの希望も見いだせないままに拘束されています。

 こんな理不尽なことはありません。

 そこで、今日の朝日新聞に掲載された、ウイグル問題「トルコ『中国の同化政策は人類の恥』」(関連記事を含む)をコピーして掲載します。

 

中国でイスラム教徒が多いトルコ系少数民族ウイグル族に対し、強引な同化政策など大規模な人権侵害が懸念されている問題について、トルコ外務省は9日、「中国当局によるウイグル族への組織的な同化政策は、人類にとって大きな恥だ」と中国側を非難する声明を出した。

日本外国特派員協会で20日、

会見する世界ウイグル会議のドルクン・エイサ総裁

 

 トルコは中国と経済関係を深める一方で、ウイグル問題をめぐっては民族的、宗教的つながりを重視して中国批判を続けている。ただ、今回は厳しい表現で中国側を非難しているため、中国側が反発すれば、両国の関係悪化は必至だ。

 

「反抗すれば24時間立ち続け」ウイグル収容施設の実態

 中国新疆ウイグル自治区で少数民族の住民らが「再教育施設」に収容されているとされる問題で、施設で拘束されていたというカザフスタン国籍の男性が11月23日、東京都内で講演し、「地獄のような弾圧を受けた」と経験を語った。

 男性は、同自治区出身でウイグル人とカザフ人の両親を持つオムル・ベカリさん(42)。2006年にカザフ国籍を取得し、カザフ国内で旅行会社に勤めていたオムルさんは実家に立ち寄った昨年3月、突然拘束されたという。施設に連行され、国家分裂罪など三つの罪を認めるように迫られた。カザフ国民であることを伝え、大使館や弁護士と連絡をとるよう訴えたが、拒否されたと訴えた。

 

 オムルさんによると、施設では小さな窓しかない部屋に数十人が押し込まれ、睡眠や食事のほか、排泄(はいせつ)もこの部屋でするよう命じられた。

 

 午前4時前に起床し、党の政策を学んだり、党をたたえる歌を歌ったりした。食事の時間などをはさみ、学習は日付が変わるまで続いたという。習近平(シーチンピン)国家主席共産党への感謝を述べるよう強いられ、イスラム教を否定するような発言やイスラム教が禁じている豚肉を食べるよう命じられることもあったという。

中国新疆ウイグル自治区の「再教育施設」に収容された経験を語る

オムル・ベカリさん=東京都千代田区の明治大学

 

 

ウイグル拘束、国連で懸念 釈放・調査要求、相次ぐ

 ジュネーブの国連人権理事会でこのほど、中国の人権状況に関する審査が行われた。各国から少数民族の人権状況に対する懸念の声が相次ぎ、特にウイグル族の大規模拘束問題をめぐり厳しい意見が相次いだ。

 6日に行われた審査で、各国の代表がウイグル族の拘束問題に言及。「不当に拘束されたウイグル族や他のイスラム教

 

 オムルさんは「反抗的な態度をとると、鎖で手足を縛られたまま壁の前で24時間立ち続けるなどの罰があった。収容者の中には衰弱して死亡する人もいた」などと語った。

 オムルさんはカザフ大使館の働きかけで8カ月後に解放されたが、多くの親族が拘束されたままで、父親は今年9月、施設内で死亡したという。

 「中国政府が主張するような教育の場所ではなく、民族浄化のための施設だ」と時折、涙を流しながら訴えた。

| シルクロードの光と影 | 09:44 | comments(0) | - |
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