シルクロード日誌

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「負けないで」!

 以前からZARD・坂井泉水さんの「負けないで」や「揺れる想い」の曲が大好きでした。といっても、この歌が流行した90年代は、私はスポーツ関係の活動をしており、毎日の帰宅が午前様でしたから、歌は知りませんでした。 

 数日前にテレビの番組で「ZARDよ永遠なれ 坂井泉水の歌はこう生まれた」という番組があったので録画しておいたものを、深夜見ました。

テレビを見た感想は、まさにZARDよ永遠なれ! でした。

 

 私はこう見えてもかなり神経が繊細で、いったん、ベッドに入ってから3〜4時間すると目が覚めます。それで階下に降りていき、本を読んだり、気に入った録画などを見ます。焼酎を飲みながらですが・・・・

 

 それがこの番組だったのです。録画の画面では、私の知らない坂井泉水の歌づくりの素顔が克明に描かれていました。

 そこで驚くべきシーンを見たのです。それが下の写真です。

 この写真は東日本大震災以降、ずっとわたしのパソコンの背景写真に使っているものです。

 2011年に縁あってウズベキスタンのサマルカンド外国語大学へ歴史を教えに行った際に学生たちが「野口先生に何か歓迎の催しをしたいのですが、何かお考えはありますか?」と言ってきたので、「じゃあ、東日本大震災のことをお話ししたい」といって講演会を開いてもらい、パワーポイントで紹介もしました。

 

この写真はテレビの録画画面を写真に撮った佐々木瑠璃さんです

 

 プロジェクターも持っていき、携帯用のプリンターや小型のCDスピーカーも持って行ったのですが、帰国の際、すべて寄付してきました。

私が使用している写真は、家族が全員亡くなって悲しみにくれているような写真です。

この写真は「負けないで!私も頑張って生きていくよ」と言っているようです。

「さあ、みんなで頑張ろう!」と

 

 

 そこで紹介したのが、11年の東日本大震災で自宅が津波で流され、家族も全員が亡くなって、ただ一人生き残ったのが、当時、高校生だった佐々木瑠璃さんでした。彼女の名前も被災の内容も、この夜の録画の画面から知ることができました。

 

 わたしはこの写真を、そのころに発売された『週刊朝日』の震災特集で見て衝撃を受け、その写真をスキャンして、それ以来のお付き合いなのです。

 

 そのときの少女が、ただ一人生き残ってでも「負けないで」をトランペットで吹き、亡き父母や家族を想い、そして「負けてなるものか」と頑張って生きている姿を想像して胸が熱くなったのです。

 

 もう一つ分かったことは、あんなに素敵な坂井泉水さんは、40歳の若さで亡くなっていたことです。

 素敵な声と人々の共感を得た、これらの歌をこれからも作り続けてほしかったと思います。

 

 8月になってから東北地方へ一人でドライブを考えているのですが、そのときにチャンスがあれば岩手県・陸前高田市の彼女に会えればなと思っています。でも、そんな余計なことをしなくてもよいのにと、もう一人の自分が言ってもいます。彼女はしっかりと生きているはずです。

 私の愚かなセンチメンタル・ジャーニーかもしれません。

 

| 東日本大震災関連 | 10:42 | comments(0) | - |
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