シルクロード日誌

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ウイグル人の血の叫びを聞きました

きのうの6日。超多忙な中、お茶の水の明大リバティタワーで「ウイグル人証言集会〜〜中国新疆ウイグル自治区・ムスリム強制収容を語る〜〜」という集会に行ってきました。共催は、明大中国研究会とアムネスティ日本。

 

メヒルグ・トゥルスンさんという女性の知識人が亡命先のアメリカからビデオやスカイプで出場。久しぶりに美しいウイグル語をたっぷり聞きました。

そのあとは、10人近い在日ウイグル人から血を吐くような証言の数々。

題して「在日ウイグル人の置かれた状況について」。

 

ここでは証言を中心に書きますが、私の得た情報や当日配布された資料や最近の新聞報道なども参考にして書いていきます。

 

どこの国のものかはわかりませんが、衛星通信を分析すると、新疆の新しい収容所らしき建築物が大量に増えているといいます。

ところがこの日の報告で驚いたことがもう一つあります。火葬場が爆発的に建設されているというようです。

もともとムスリムのウイグル人は100%が土葬です。ウイグル人にとって火葬などということは、これほど忌まわしく許しがたいことはありません。許しがたいということは近年の新疆ウイグル自治区の出来事のほとんどがそうなのですが・・・・・

 

もうひとつ驚いたことは、ウイグル人の各家庭に漢人が強制的に住み着いているということです。理由は「監視のため」です。

監視といえば、街頭やバス停などはもちろん、各家庭の玄関先や路地に至るまで「監視カメラ」が網の目のように張り巡らせているということもそうです。

 

すでに中国の国家安全委員会の予算は軍事予算の総額を上まわっています。

それほどの国家予算を少数民族の弾圧や中国人一般に対する監視体制に途方もない国家予算を費やしているのですね。

この費用を民族間の団結や人権尊重などにその予算を費やせば、中国はもっともっと発展し、世界から信頼されるとおもいます。

 

まだまだ深刻なことが起きています。

ムスリムのウイグル人は絶対に100%豚肉を食べません。それが収容所では、朝は「マントウ」にスープ、昼は「豚まん」(豚肉の入ったマントウ)だそうです。それは死ぬほど苦しいことで、絶対に受け入れられないことだそうですが、当局の弾圧は、これくらいでは、まだまだのようです。

 

余談ですが、私の調べたところでは預言者のムハンマドは、この教義を伝えるときに「例えば砂漠の真ん中で食料が一切なくなった時に、そこに豚が居れば、それは食べても良い」という教えがあるそうです。しかし、一般的に絶対に食べられないと分かっている豚肉を食べさせることも、拷問です。

 

(この日は、許可を得たメディア以外は写真撮影を禁止でしたので、今日のところは写真がありません)。

 

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