シルクロード日誌

日本シルクロード文化センターのブログページです。シルクロードに関する情報、コメント、旅日記などを綴ります。
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悩み多きシルクロードへの途

ご承知の方も多いと思いますが、今日から再び1980年放映の名作「シルクロード」が放映されます。

このテレビは、すでに何回も再放映されていますが、私にはこれにはほろ苦い思い出があります。

 

もう数十年前のことになりますが、ひょんなことから、東大大学院で地学を研究していた李という漢人学生と知り合いました。

日中友好協会主催の「中国建国〇〇年記念レセプション」に案内した時のこと、中国大使館の幹部があいさつしていました。

彼は「野口先生、なんでこんな奴がいるところへ私を連れてきたのですか?」と抗議されました。

彼にとっては中国共産党の役人などは”人民の敵”くらいに思っていたのでしょう。

 

しばらくは、横浜の「ユーラシア博物館」や中華街を案内したり、上野の博物館へ行ったり、我が家でご馳走したりしていました。

ある日、我が家から帰ろうとした彼に、手に一杯のビデオテープを渡しました。貸したのです。

わたしがうちの奥さんに頼んで録画してもらったNHKの”シルクロード”全巻でした。

彼女が学校の視聴覚室で働く同僚にお願いして、全巻を録画していただいたのです。貴重なものでした。

小躍りして喜んで帰った彼とは、それっきり、数十年間、音信不通です。

 

別の話ですが・・・・

これは、板橋区に住んでいた友人の話です。

あるとき、彼は誘われて自民党後援会の集まりに行きました。

そのとき、区議会選挙に立候補する自民党の候補者が、こう言ったそうです。

「みなさんは、わたしに与えた恩義は忘れても、わたしから受けた恩義は忘れないでください!」と。

後援会員に得々と話したのでしょうね。自民党の本質を表していると思います。

古い話ですが、これは板橋区の年配の方には有名な話です。

 

李くんも、受けた恩義を忘れてしまったんでしょうね。

「シルクロード」そのものは、前回の放映の際に、全巻を録画したのでいいのですが、漢民族の本質を知った思いでした。

それはともかく、しばらくは、毎週、月・火・水の午後6時から、衛星放送のBSプレミアムでの放映です。

その時間だけは、40年前当時のシルクロードの世界に浸ってください。

 

そうそう、同じチャンネルで午後9時からは「E.T.」も放映されますよ。

まだ小学生だった息子と娘を連れて、新宿の映画館で見ました。

スクリーンをじっと見つめていた2人のまなざしが忘れられません。

 

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