シルクロード日誌

日本シルクロード文化センターのブログページです。シルクロードに関する情報、コメント、旅日記などを綴ります。
世界は日の出を待っている

 

 驚きましたね。米朝首脳会談が実現しそうです。実現するかどうかには、まだ紆余曲折がありそうですが。

 

北朝鮮の金正恩が、核実験や弾道ミサイルの試射などの凍結を約束しました。5月には会談する見通しです。最後まで「あんなのはゼスチュアだけだから信用できない」と言っていたのは、世界でも日本政府だけ。

ホワイトハウスでトランプ米大統領との面会を終え、記者団に説明する

韓国大統領府の鄭義溶(チョンウィヨン)・国家安保室長(中央)

=8日、ワシントン、ランハム裕子撮影

韓国大統領府の鄭義溶国家安保室長と握手して破顔一笑する

金正恩朝鮮労働党委員長(右)=北朝鮮ウェブサイト「わが民族同士」から

 

 トランプの尻馬に乗って、「最後まで北朝鮮への規制の強化を」と言ってきたものが、肝心の親分が違う方向を歩きだして、あわてて「4月にアメリカ詣で」をしたいと言い出した。外交も内政もまるで日本国民に責任を負わない無責任首相だと思いませんか。

 “振り向けばだれもいなかった”っていうやつですね。

 

  その日本政府はモリ・カケ問題で瀬戸際に立たされています。

  政府と財務省は、国民の選ばれた代表である国会議員と国会に虚偽の文書を提出して、追及されても追及されても「捜査に影響があるから・・・」ということで拒否をしています。

大臣室に入る佐川宣寿・国税庁長官=9日午後7時17分、東京・霞が関、越田省吾撮影

 

 その追及される側の張本人であった佐川国税庁長官(前理財局長)がついに辞任することになりました。さらに近畿財務局の職員の自殺まで起きました。トカゲのしっぽは切れても「頭」はまだ残っています。「事実なら首相を辞任する」といっている首相の尻にも火がついてきました。

 安倍首相は総辞職・国会解散すべきです。

 

 

 表題の「世界は日の出を待っている」とは、第一次世界大戦の長い戦いに嫌気がさしていたドイツとフランスの兵士たちが、リリー・マルレーンの歌とともに熱狂的に歓迎した曲です。

 

 それに引き換え、スケールは違いますが、日本レスリング協会の会長とはどういう人物でしょう。倫理委員会の議論がスタートする前から「パワハラなどはなかった」と断言していました。これから調査しようとしているのに、なぜ会長が「なかった」というのでしょうか。これこそがパワハラそのものではないでしょうか。

 

 世界が大きく変わろうとしているのに、そして“世界が日の出を待っている”のに、日本のスポーツ界の閉鎖性と頑迷なパワハラぶりは百年一日のごとく微動だにしません。

 

 次は狛江市長問題。あろうことか狛江市長が市の職員や女性の市議たちに何度もセクハラを繰り返してきたことが、市議会の共産党市議が明らかにしました。「返杯・献杯は九州男子の・・・」と迷言を吐いていますが、この男もどうしようもないセクハラ男・パワハラ男です。

高橋都彦狛江市長

 

 

 ハリウッドからスタートした(実は数十年前から世界の女性が告発をしていたのですが)「# Me Twoo」の動きは日を追って大きくなっています。

この動きよ、もっともっと大きくなれ、である。

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スポーツマンシップの行く道

  先日のこと。隔週くらいに仲間内でスポーツ関連の勉強会を開いているのですが、そこで議論になったこと。

ピョンチャン・オリンピックの女子スピードスケートで小平奈緒選手が優勝して、韓国の選手が2位になった際、小平選手が2位になった友人の韓国選手の肩に手をかけて慰め、励ましている場面が“感動”を呼んでいるということに関して。

小平奈緒選手と2位の李相花選手(共同)

 

 私が、「スポーツ選手であれば、ああいうことは当然のことだから、何もマスコミが“感動!”“感動!”と騒ぐことはないんじゃないか」といいました。すると、誰に対してでもすぐに喧嘩口調で話す同年輩の女性が「感動でいいんじゃないの?」と異論を唱えました。女性というか年齢のかさばった彼女たちは決して持論を引っ込めません。ですから、「お互いの考え方と意見の持ち方だから、言い争うことじゃないから」と議論を打ち切りました。このテの人と言い争うのは疲れるからです。

 

 それはともかく、今回のオリンピックは数々の収穫がありました。北区西が丘にある「味の素ナショナルトレーニングセンター」の働きの成果でもあると思います。良い指導者、よい施設、そしてアスリート本位の国の予算。

現実は多くのスポーツ愛好者はその道をふさがれていますが・・・

味の素ナショナルトレーニングセンター

 

 「金メダルは目標であるけれど、そのためだけに努力しているのではない」

「自分の最大限の努力の結果が金メダルなのであって、まだまだ私は進化し続ける」・・・

 これらの彼女のアスリートとしての意識は、素晴らしいものです。

カメラとマイクを向けられるとロクに自分の意見も話せないスポーツ選手がいる中で、この人は優れたスポーツ思想を持っていると思います。

 

お相撲さんでも、金星を挙げたり、勝ち越した力士にインタビューすると、すらすらと話す力士が増えています。以前は“マグレです”を繰り返す力士ばかりでしたが。

それに比べるとオリンピック後の悪しき話題として、女子レスリング界の問題が持ちあがっています。

 

 伊調かおる選手とコーチとの関係が“パワハラ”だと騒がれています。そのこと自体については、事実関係を確かめて良い結論が出ればいいことですが、私が言いたいことは、残念ながら、あのようなことはスポーツ界にとっては日常茶飯事の普通のことになっているということです。「オレがかわいがって指導したのに、ほかのコーチに教わろうとしている。許せん」、「オレのメンツをつぶした・・・・」。

  それくらい人間関係や指導・被指導の関係は個人本位でいびつになっているのがほとんどです。

伊調馨選手(左)と栄和人強化本部長

 

 だからこそ“スポーツマン・シップ”が大切なのだと思います。

 試合や競技の時は正々堂々と戦い、それが終われば友だち。互いにリスペクトの精神で対し、相手から学ぶということが基本なのです。

 

 政治の分野でも同じことが言えるでしょう。国会に提出した国の文書に手を加えて改ざんし、存在している文書を「ない」とうそを言う、これなどは「退場!」です。

 カーリングのチームがさわやかな話題を呼んでいますが、北海道の言葉「そだね〜」がはやり言葉になっています。

カーリング女子3位決定戦で英国を破り銅メダルを獲得し、喜ぶ

(左から)吉田知、藤沢、本橋、鈴木、吉田夕=24日、韓国・江陵

 

  それに比べて安倍内閣の「うそだね〜」がなんと多いことよ。直さなければなりません。

戦争への道を一直線。政治は国と国民の平和と安心のためにあることを忘れた男。

「うそだね〜」。

 

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友あり、病気になる。また悲しからずや、いや、楽しからずや、だ。

 きのう、ブログを書いている途中で、60年来の親友が脳こうそくで救急搬送されたというはがきが来ていた。ポストの角に引っかかっていて気が付かなかったのだ。多忙な私を気遣って電話やメールでなく、はがきを送る彼の気持ちがうれしかった。

 

 顔も洗わず、歯も磨かず車に飛び乗って、狛江から多摩川を登戸に渡って多摩川堤通りをガス橋まで行き、そこから東京側に入りました。さらに多摩川沿い(私の子どものころはここを「六郷川」と呼んでいました)に六郷土手まで行き、羽田の大師橋まで。そこからは産業道路に合流して大森方面へ向かい、「大鳥居駅」を超えてから右に折れて「森ケ崎」へ向かい東京労災病院へ。

 

 幸い、脳こうそくもたいしたことなく(脳こうそく自体は大した病気なのですが・・・)、絶対安静が5日つづき、やっときのうから平常通りになり、来週には退院できそうだとのことでひと安心。

 

 わたしの妻も2年余り前に脳こうそくになりました。病状はそれまでと何ら変わりはなく、踊りに古武術にウォーキングにと、毎晩一緒の晩酌のビール一杯と普段通りの生活を維持できています。

 しかし、街に目を転じて気を付けてみると、実に多くの方が何らかの病気を経験して杖をついていたリ、体の不自由な歩き方をしていらっしゃいます。ですから、体に何らかの不具合があるからと言って、「障がい者」だとか「障害者」などという必要は全くありません。

 

 と言って別にこの話題をパラリンピックに持っていこう意図はありません。脳や心臓あるいは体の動きに不自由を来たす病気の方が実に多いということと、だからといって特別な意識で見る必要もないということを言いたかったのです。

 

 もう一つの話題。

 この東京労災病院というのは、昔私が勤めていた会社の近くでした。

ちょうど、患者を見回りに来た若い看護師さんに「60年前のこの病院は、2階建てのボロボロの建物だったんだよ」というと、彼女は「ボロボロ」に関心を持つのでなく「60年前って冗談でしょう?」というのです。

 

 それはともかく、先日のキューバの話でも「40年前に行ったキューバ」のことでした。この年になると20年や30年は、ほんのちょっと前のことでしかなくなってしまいます。「近現代を一身にわが身で体験できるから・・・」なんていっても、要するにジジイになっているだけのこと。

 

 しかし、避けようのないこの「老化」という現在を私はこよなく愛することにしています。だって、避けようがないのだから、楽しむしか仕方がないと思っているのです。でも、孫娘が結婚するときまでは生きていたいと思います。医師になると言っていますから、あと20年で27歳。私は95歳。ちょっと無理かな〜〜

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40年ぶりのキューバに行ってきました ―その革命の系譜−

少し、キューバの歴史を振り返ってみましょう。

 

先史時代は、よくわからない。

コロンブスが入り込んで来たときから先住民を絶滅させるほどの侵略と虐殺と略奪の歴史であった。

 

 1959年、キューバの親米バティスタ政権に対する反乱は1953年のカストロの指導した「7月26日運動」に始まった。カストロは数人の同志とともに東部のモンカダ兵営を襲撃したが、最初の蜂起は失敗、メキシコに逃れ、その地で革命を目ざす組織をつくり、1956年キューバに上陸、同志のゲバラとともに苦しいゲリラ戦を展開した後、農民の支持を受けて首都ハバナを占拠し、1959年1月1日、バティスタ政権を倒した。

アメリカの傀儡独裁大統領バティスタ

 

フィデル・カストロ

チェ・ゲバラ

 

独裁政権の打倒

 カストロは民族主義的な社会改革を目指し、まず農地改革法を制定、小作人の解放をはかった。多くのサトウキビ農園はアメリカ人地主のものだったので、アメリカは激しく反発、キューバ産の砂糖の輸入を制限するなど対抗策をとった。キューバはソ連に接近し、60年2月に貿易援助協定を締結、社会主義路線への転換を明らかにし、アメリカ企業を接収して国有化を断行、61年に1月には両国は外交関係を断絶した。

 

社会主義革命
 アメリカは諜報機関のCIAが画策して、亡命キューバ人を支援して上陸させ、革命政府の転覆を謀ったが失敗、アメリカに不信感を強めたカストロはソ連に接近し、61年5月にキューバ社会主義宣言を発表し、社会主義路線を採ることを明確にした

 

キューバ危機

 アメリカのケネディ大統領はラテンアメリカ諸国に「進歩のための同盟」結成の働きかけを行ってキューバ孤立化を図り、さらに同年4月に亡命キューバ人による反革命軍のキューバ侵攻を支援したが、失敗した。1962年ソ連がキューバにミサイル基地を建設したことを知ったアメリカはキューバを海上封鎖し、10月の「キューバ危機」となった。これは米ソによる第三次世界大戦の危機であったが、妥協が成立、ソ連はミサイルを撤去した。こうして社会主義キューバは存続することができたが、アメリカによる経済封鎖は継続されている。

 

キューバの社会改革

 カストロの指導するキューバ共産党の一党独裁の下で、当初はソ連の支援と影響を強く受けながら進められた。まずアメリカ人地主・資本家を追放してその農園、工場などの資産を国有化し、教育・医療などの無料化などの社会保障、道路・住宅・水道・電気などの建設、生活物資の配給制などが実施された。しかし、ソ連の援助と砂糖のソ連東欧圏への輸出に依存したため、経済は向上せず国民生活の困窮は続き、反革命の動きも現れたが、カストロはそれらを国外追放にするなど革命路線を維持した。また60年代に入ると中ソ論争のあおりを食らって社会主義陣営が分裂、カストロもソ連一辺倒から次第に離れて、第三世界との連携を重視するようになり、またラテンアメリカ諸国やアフリカの革命運動、民族運動への支援を強めた(ボリビアでのゲバラの活動もその一環だった)。

「世界史用語解説 授業と学習のヒント」=キューバ革命 を参照。

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カナダ在住のあるウイグル人との会話

以下に掲載する文章は、新年のあいさつを交わしたカナダ在住ウイグル人からのメールの内容です。

非常な親日家の外国人がカナダで日本をどのように感じているかが分かる文章です。

「ぐり」とあるのは、私と一緒に「日本シルクロード文化センター」を立ち上げた親友の略称です。

 

野口 様

 

お元気ですか、

私たちもおかげさまで元気にやっています。

 

私は、昨年から、外国人が「日本へ行きたい」という番組を見ています。

とても面白いし、また意味深いです。

 

この番組を通して、外国人が日本に対しての尊敬や愛情がよくわかります。

また、日本の技術の素晴らしさによりいっそう感動しました。

 

私も、日本からカナダに来て、日本のサビースの素晴らしさや日本人の勤勉さを改めて感じました。

この番組を通して、日本の鐘づくり、おそばの歴史、竹つくり、などなど、日本のさまざまな伝統技術を日本国内や世界に紹介することができましたね。

この番組は、私にとってとてもいい勉強になりました。

 

そこで、私は魚の種類であるホッケを初めて食べた時のことを改めて思い出しました。

野口さんが、狛江駅前の「鮮の庄」で私におごってくださった焼き魚でした。

本当においしかったです。いつかまた食べたいですね。

 

世界は日本の伝統技術や日本人のまじめな真心に感動して、尊敬していますね。

 

私は、いつも子供とともに、インタネットで日本のニュースや日本の番組をみています。

それは、日本語を忘れないようにと日本で学べなかったことを学ぶためです。

 

このような、世界を感動させるような日本を作り上げた日本人に感謝です。

 

ぐ り

 

 

ぐりさま

 

日本に関するテレビなどでの報道は、こちらのテレビでも放映しているのでよくわかります。

これらの報道は日本人から見ても事実であるし、うれしいことです。

しかし、このようなすばらしい人たちは、それぞれのどこの国にもいることでしょう。

漢族にも日本人と同じように、いいことをする人がたくさんいるはずです。

 

このまま純粋に喜んでいると、別に少し心配なこともあります。

それは、このような内容を目的とした番組を、日本の支配者たちが企んでいるとしたら恐ろしいことです。

日本の支配層はアジア太平洋戦争で、朝鮮や中国をはじめとしてアジアで2000万人もの人びとを虐殺しました。

 

直接的には兵士たちが殺したのですが、かれらも支配者層の命令で動かされたのです。

今の安倍首相たちは、そのような考え方を「自虐史観」(自分たちは悪いことをしたと思う考え方)といいます。

それに対抗した形で出てきたのが、「日本は悪いことをしなかった。だからこんなにいい国だ」「日本のここが素晴らしい」「こんなすごい人がいる」という映像を意識的に流させる考え方です。

 

これは、変則的なナショナリズムにつながるし、「外国より日本のほうが優れているんだ」という「中華思想」と同じ思考になりかねません。これを「小中華思想」といいます。

中央アジアで「ウイグル人はカザフ人やほかの部族より優れているんだ」という考え方も「大ウイグル主義」ともいいます。

 

これらを注意して見ていかないと、「欧米はすぐれていて、アジアの韓国、中国やモンゴルなどの有色人種は劣っている連中」という考え方に陥ってしまいます。その考え方を日本の支配層も考えています。

同じアジアの人びとを、私たち日本人が「日本人はこんなにすぐれている。アジア各国の人びとは劣っている」とみなすことになります。これはとても危険な考え方です。

 

ぐりの言っていることは全然間違えていないし、正しいんだけれど、日本の権力者たちはその考え方を利用しようとしているのだと思います。

 

ではまた。野口信彦

 

※せっかくの彼女のメッセージを、こんな形で書いてしまい、少々申し訳なかったと思っていますが、私はこの考え方を多くの日本人に広げたいと思って無断で書いてしまいました。

でも、彼女もこのブログを遠いトロントで読んで、納得してくれると思います。

これは日本人向けの私のメッセージなのです。

 

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