シルクロード日誌

日本シルクロード文化センターのブログページです。シルクロードに関する情報、コメント、旅日記などを綴ります。
2019年 モンゴル大草原の旅

2日目 26日 ブルド・ツーリストキャンプへ

私たち日本人は贅沢が身についているなどとは決して言わないが、初めての参加者にとってゲルの生活はかなり厳しかったと思う。文句ばかりいう複数の女性がいたからである。

 

電気はついたりつかなかったり、ドアはよく閉まらない。ストーブは、マキを加えることが普通だが、ほとんど忘れられるのでずっと寒い。雨の中、懐中電灯をつけてトイレへ行かなければならない。わたしはトイレの帰り道、小石につまずいて転んだ。旅行中はずっと「バンドエイド」を張りっぱなしであった。わたしはやっと4日目にシャワーを浴びた。

初見参の方にとってのゲル生活体験はいかばかりであったろう。

 

ブルド・ツーリストキャンプまでの車の旅は320辧迫り来て、去り行く大草原の景色を肌に感じながら、みな感動の面持ちだった。雨や「マッサージ道路」との称号を与えられた悪路など頭に入らぬほどの面持ちである。

果てしのない大草原、青い空と黒い雲!!!

悪路の先に羊、ヤギが「邪魔」してくれている。かわいいものだ

 

大きめのゲルのレストラン。手前左側のK老は87歳で参加。

我が家のすぐ近くに住んでいる。大酒を呑み、たばこをプカプカ。

とんざ不良老人であった。

 

途中「オボー」に立ち寄る。

これが道の途中にあったオボーである

 

オボーとは、一種の標柱といえようか。小さくはない石が積み上げられ、道の途中にある少しだけ小高いところにある。

オボーは宗教的にはチベット仏教と共通するものであり。山岳信仰やテングリという宗教的な意味を持ちつとされている。

 

テングリ=精霊とは中央アジアのキルギスやカザフそして新疆ウイグルの国境にある「ハン・テングリ峰(精霊の峰)」という名にもあるように、聖なるものなのである。

 

この山や天山山脈には何度も行ったが、このハン・テングリ峰は、従来は6995辰良弦發世辰燭、ソ連崩壊の末期1990年に「国際キャンプ」が開かれる際に突然、7005辰乏幣紊欧気譴討い襦9餾なのであろう。そんなことをしていたから崩壊したのである。

 

ゲル訪問

この自然との営みを営々として繰り返してきた遊牧民たちの生活をホンの少しだけ体験した。小雨の中で馬乳酒づくりやゲルづくりの体験などもした。

遊牧民の仔馬の世話

みんな家族が一緒に生活。中学生くらいの彼女もけなげに働いていた。

どこかカザフ人の面影がある

わが孫娘は小学3年生。中学生になったらこんな可愛い

働き者になればいいのに・・・

 

ゲルの造りはみな同じ。わたしは自分のゲルから出てレストランやトイレなどに出かけては、帰りに毎回迷子になる、みんな同じ白い色のゲルだからだろう。ゲルの入り口辺りまで行くと番号が書いてあるのだが、どうも私には距離感覚と方角の感覚が他人より少しだけ遅れているのかもしれない。少しだけ・・・

吉祥寺から参加したH女史。遊牧民の娘さんに踊りを教えて

私たちに披露して下さった

どこまでも続く草原の道である

 

そして、時たま襲ってくる突然の大雨、ゲルの中はスタッフしか火をつけられないので、寒さを我慢したり、まきをくべに来ると暑すぎたりと大変である。

トイレとシャワー室は、思ったよりきれいである。

 

出かける前から調子の悪かった体調が、ここへきて今までの疲れとが重なったのか、咳と頭痛が重なってすこぶる調子が悪い。ここで同行のシルクロード仲間の仕事が整体師なので彼が見てくださった。以前は「整体」というのは何やら妖しげなものだと思っていたが、見方が変わった。ウランバートルについた夜、ホテルで様態がおかしくなった!氏の体に触れてだいぶ良くなったこともあったからだ。

バスに乗っても眠りこけて、車中でほとんど寝たことのない私をみて、妻が驚いている。

| モンゴル関連 | 09:53 | comments(0) | - |
2019年 モンゴル大草原の旅

 

7月24日 

“長〜い長〜い、私の準備の1年が終わった”これが、モンゴルへの旅がスタートした私の実感である。

1年がかりのツアー準備期間があった。

まじめな話、私は非常に几帳面な性格なのだが、気になったことは最後まで処理しないと気が済まない、いや、気になって寝られないのだ。どんな細かいことでも気になって眠れない性格である。ときには、ベッドの上であることを思い出して“明日の朝には必ずやる”と思っても忘れてしまうことが、ママある

総勢18人のツアーは初めて。しかし、何人かを除いてはほとんどの人は知っている方がたである。そして、成田で集合した18人の面々はウランバートルへ向かった。

 

初日 25日 久しぶりのウランバートルの街

 

東京はこの日7月24日に梅雨明けしたようだが、モンゴルへの空は、まだ梅雨空

ウランバートルの「チンギス・ハーン空港」へ

10年前と比べて空港の施設は格段と良くなっている

 

 

 ウランバートルの街は、かなり近代化が進んだといわれているが、私にとっては10年前の街とあまり変わらない。

 ガイドは20歳と5歳の男の子2人の47歳のママさん、ムンフデウル(女性)(MUNKHDUL)。ウランバートルで日本語を学んだ。

 

 彼女はさっそく、みんなをバスまで案内し、スーツケースを運んだり

小さな体でコマねずみのようにはたらく。

ホテルへ向かう途中、渋滞が原因なんだろう。隣の乗用車と先頭争い。大きなバスのくせに幅寄せをし、頭から入り込むなどしている。少し接触されてしまった。大きな声で言い争っていたが、小さなことで他車と小競り合いをするなどとんでもない。

 

日本の道路に慣れていて、歩行者優先、他車優先を貫いている私にとっては、これは全く理不尽で危険な運転である。

18人の外国人観光客を乗せて走るのに、他車と争い、前へ行くことに血道を上げるなどとは、とんでもないことである。

ガイドには「こんな危ない運転をするドライバーはクビだ!」という。翌朝、ホテルに来た女性のバヤル社長にも同じことを言ったが、ここはドライバーが「自車持ち込み」で運転するもの。繁忙期の今となっては、おいそれと代わりのバスなどない。それを知っていて話すのだから代わりのバスが決まるわけはない。バヤルもはじめから“そんなことできるわけがない”という顔をしている。

親友のI氏が体調が急変したと奥さんのI子さんからの知らせ。

たまたま同行の士のⅯ氏が整体の先生なので急遽、見てもらう。下記はⅯさんから帰国後の手記である。

 

夫はウランバートル到着直後に突然の体の異変に見舞われ、妻は成田到着後に荷物紛失という災難に…。

 ☆野口注=妻I子さんは、帰国の成田で自分の荷物を他の乗客に間違えて持って行かれてしまったので、私も含めて最後まで担当職員と行方を探していたのです。結局間違えた乗客からの連絡で翌日には解決したのだが・・・

Iさんの体調異変も短い時間のエピソードに見えると思いますが、おそらく通常なら確実に救急車もので、しかも救急車で病院に運ばれてもたぶん簡単には解決できなかったはずの症状で、病院ではまず各種の検査に時間がかかり、その原因を突き止めることさえ難しいので1日や2日の入院は不可避だったと思います。

そうなれば、その後の全行程に置き去りになる可能性もあっただろうと思っています。

ああいう場合の整体の威力は実際、驚くべきものがあると私自身は今も思いますし、あの場に居合わせてよかったと思います(これを私が言うのも変ですが、野口さんには今後のために一応お話しする次第です)。 

実は、あの翌日の朝、ゲルから食事に出かけようとした瞬間に、同宿のKさんが突然、脚の強いヒキツレを起こして苦しみましたが、これも瞬時に解決して、何事もなかったかのように2人で食事に出かけました。 

そんなことが重なったせいもあったのか、私自身も4日目か5日目の深夜、真っ暗なゲルの中でいきなり床に転倒し、側頭部と肩をかなり強く打ったのですが、旅の日程や緊張のなかで十分手当てできずにいたため、帰国翌日から痛みだし、38度の熱まで出るに至りましたが、今はうまく経過しつつあります。

ちなみに、整体では打撲の影響を非常に強く警戒し、後々の内臓の異変の元にもなると考えています。

 

 

この日はホテル泊。

私も体調が悪いのでバスにも入らずに、着てきた衣服のままベッドに倒れこむ。

| モンゴル関連 | 04:00 | comments(0) | - |
きょうからモンゴルへ行ってきます。帰国したら報告を書きます。

8月2日に帰ってきます。

 

モンゴルでのんびりしてきます。

総勢18人にもなってしまいました。

 

7月24日  野口

| モンゴル関連 | 06:05 | comments(0) | - |
アリナさんがテレビのレギュラーになったようです

今月初めのこの欄で、モンゴルツアーのミーティングのお知らせをしました。

その場に、突然、モンゴルの馬頭琴奏者のアリナさんが登場して演奏していただきました。

この模様は関係者から「彼女は芸能プロダクションに所属しているので、絶対にSNSやブログなどで発信しないでください」と厳重に言われていましたので、彼女の写真はもちろん、演奏の姿もご紹介できませんでした。

この写真は2017年の日本シルクロード文化センターのイベントの際の馬頭琴演奏の姿です。

モンゴル舞踊研究会のメンバーと一緒に演奏した男性です。

馬頭琴だけ見てください。

 

 

その「関係者」からの連絡によりますと、アリナさんが6月27日(木曜日)と7月18日(木曜日)の、それぞれ午後11時58分から(ほとんど12時ですね)、TBSテレビの「世界くらべてみれば」に出演することが決まったそうです。

 

「ぜひ、野口先生のブログに出してください」と言われました。

”名前も出すな、写真も出すな”と言っておいて、よく言うよ〜!と思いましたが、約束ですのでここに書きました。

 

私が初めてかの女にあったのは、2年前のうちの奥さんの「せんがわ劇場」での舞踊公演に鑑賞に来た時でした。

公演開始から少したってから劇場に到着した彼女は、入場して10分くらいして「具合が悪くなったので・・・」と言って帰りました。

具合が悪いのであれば初めから来なければいいのに・・・と思いましたが、これは明らかに彼女のわがままだと思いました。

「関係者」から、無理にと頼まれたのでしょう。

 

そういう第一印象があったので、官女に対する感情はあまりいものではありませんでした。これは「関係者」のせいです。

いずれにせよ6月1日に会った時の彼女は、この印象を覆すような感じの良い可愛い女の子でした。

私は、遅い時間ですので録画してみます。

興味・関心のある方はぜひ、ご覧ください。

| モンゴル関連 | 09:32 | comments(0) | - |
モンゴルの旅、ミーティングをしました

 6月1日午後、7月末に実施するモンゴルの旅の参加者によるミーティングを行いました。

 会場は千年以上の歴史を持つといわれる狛江の名刹「泉龍寺」の敷地内にある「仏教文庫」です。

 

 引退された泉龍寺の元のご住職は駒澤大学の教授。奥さんはうちの奥さんと同じ桐朋学園の大学の先生でした。

 ですので、敷地内に「仏教文庫」をつくって、大量の図書類などを保管するとともに、中小の会議室も備えています。

「現代シルクロード研究会」など、不定期の講座などで利用させていただいています。

 

 午後1時からの開催ですので15分くらい前に会場に行きましたら、すでに3人の方が来ていました。わたしもそうですが、年を取ると何事も時間より相当早く動くものですね。

 これまでのシルクロードの旅で何度も一緒に行っている鎌倉のMさん。

 女性2人でいつも大騒ぎしながらやってくる“恐怖のおばさまたち”。

参加者は18人でしたが16人が出席しました。やはり女性が多数です。

 

 ミーティングが始まっても、連絡のなかった2人に電話しました。1人は「仕事を休めなかったので、ごめんなさい・・・」という看護師の方。

  もう1人は、口ごもりながら「あのう、申し訳ないんですが、キャンセルしたいんですけど・・・」という女性。

 

キャンセルの女性は、最後の最後になって申し込んできた方で、かなりの人生経験のある女性ですが、パスポートが切れたままで、再発行するのに、「忙しい」ということで1か月もすぎてから申請に行ったと言う方。“こんなに苦労して飛行機のチケットを確保したのに、いまさらになってキャンセルかよ〜〜”という思いはあったのですが、こればかりは文句を言っても仕方ありません。

 

ミーティングでは2年前まで旅行社の社員で添乗経験が豊富なYさんから、旅のあれこれの諸注意、旅行者はこれが一番聞きたいところです。

次は、外国語大学の大学院でモンゴル研究をしている若い女性から「モンゴル語の基礎知識」。

モンゴル語の基礎やモンゴルの状況などをお話ししてくださった、

東京外国語大学大学院で研究をしている篠田泉さん。

どうやら成城のお嬢様のようでした。

 

最後は、突然の出演だったのですが、若く美しいモンゴル女性による馬頭琴の演奏です。彼女はうちの奥さんの舞踊公演の時にも来たのですが、入場して10分ほどして突然帰ってしまったことがあります。わがままだったのです。

 

演奏の予定はなかったのですが、若い人の心はわかりません。その彼女は最近、どこかの芸能事務所に所属したようで、撮影は厳禁。ネットに無断で出されることを懼れていました(1〜2週間ほど前にテレビにも出演していました。だから何だということではありませんが・・・)。

会場風景です。

 

初めて会う方も、久しぶりの方も、懇親会ではすでに和気あいあい。にぎやかで楽しい集いになりました。

 

きょう6日になってから、彼女にいつもついてくる女性が「私もモンゴルに行きたい」と言ってきました。

1日が土曜日でしたので、「月曜日の3日までに行くかいかないのかはっきりしないとダメですよ」と言ってあったので、行かないと思っていたのですが、そういうこと。

きょうはジムに行くことにしていたのですが、それをキャンセルして旅行者に連絡を取りなんとか行けるようになりました。ヤレヤレ です。

| モンゴル関連 | 11:48 | comments(0) | - |
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